工藤家のお隣さんはアノ横浜出身 Part2 (ページ10)

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50話ページ10

あの後私が散々影で暴れまくったおかげでアジトの柱となっているところが崩れていき柏木は死に、同時に小林もその場で息絶えた。私は意識を失いそのまま出血が多すぎて危ないところを同じ血液型の森さんから血を分けてもらい凌いだとかそして半年ほど眠っていたとか

『ありがとう森さん。けど私森さんやポートマフィアに沢山迷惑かけたよね。首領に死んで償った方がいいかしら』

と彼に言うと

森「迷惑なんてかけてないさ。私やボスもいずれ小林は潰す予定であったしその予定が早まっただけだよ。それに死んで償った方がいいなんてことは言わないでおくれ。私は君のこと小林には悪いが娘のように思っているのだから」

と言われて嬉しさのあまり涙を流してしまった

その後後ろから広津さんも居て

広「私は小林さんの裏切りを早い段階で気づいており、なおかつその狙いが君ということも知っていたというのにも関わらず君を囮としてしまった。本当に済まない」

と彼にお辞儀をされ少し話をし、それをきっかけに私は能力を広津さんや噂から黒蜥蜴の人に認めてもらい任務やポートマフィア内でのプライベートも慕ってくれるようになった

『そしてこの時を8歳の出来事をきっかけに井伏Aと言う人格が形成されたのよ』

そういい紅茶を飲みながら森さんを庇った時に出来た脇腹の傷跡を出しそれを懐かしみながら目の前で大粒の涙を流す彼女に言うと

樋「そんなことがあったんですね、、、、うぅっ」

とその大きな目から止まる気配のない大粒の涙を拭うように

『なんであなたが泣くのよ笑拭きなさい笑』

とハンカチを出した。彼女はとても人情深い人なのだろうなと思いながら涙を吹く彼女を見ていると部屋の外から

ｺﾝｺﾝ

？？「井伏参謀はいらっしゃいますか？」

と青年の声が聞こえた。その声に私は

『いるわ、入って』

そう言うと入ってきたのは金髪の髪を後ろで縛り黒いスーツがよく映えるようなスタイルをしており長身の男が入ってきた

樋口ちゃんは見たことがないのだろう。この人は誰だ？と言うばかりに目を向けぱちくりしている

『樋口ちゃん。この子はその話にでてきた風神よ』

と彼女に告げると

樋「え！？！？あ、え、？風神！？」

と面白いくらいにリアクションを取ってくれるのでその彼女に笑うと

風「あまり人をからかっては行けませんよ。参謀」

という彼を横目に笑っていると

樋「だっ、だって彼は亡くなったのでは？」