工藤家のお隣さんはアノ横浜出身 Part2 (ページ7)

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47話ページ7

森さんのその言葉を実現させるにはここの組織だと無理だ。しかも私のためにそんな森さんの意義を潰しちゃいけない。きっとこの異能を使ったら私も無事ではないだろう。でもそうしてでも私を助けてくれた森さんを助けたい

『(異能力幽閉)』

そう呟いたその瞬間に窓すら空いてもないのに私を中心に紫の文字の羅列と風が巻き起こった。その光景に森さんや柏木を始めとしたそこにいる人物が私に目をくれ唖然としている

柏「な、、なぜ異能を発動できる!?その手錠は貴様特注に作らせたものだぞ！！！！」

とそう先程までの冷静さをかけ私に問いかけている

私の異能力である黒い雨を極限まで性能を高めそれを解放する異能。それが私の幽閉。それを発動したと同時に私の瞳の色がの黄金色へと変わり髪の毛が真っ白へと変わっていく。幽閉の性能は一時的な身体能力の倍増。そして私独自の異能で物体や人物の影から形を作り出し自由自在に動かすことが出来る

手錠や座っている椅子の影から私の手錠を砕けさせ口にある枷を手で外した

『私。あなたのこと許せないわ。柏木。だから私貴方の部下や部下の異能、アジト、そして貴方の命全て貰って帰ることにするわ』

とこちらに唖然として目を向けてる彼に冷たい目でそう告げる

森「Aくん。その力は、、」

と1度だけ森さんに話した力のことを思い出し聞いているのだろう

『迷惑かけてごめんなさい、私なんてただのポートマフィアの駒なのだから捨てられようと殺されようと放って置いた方が良かったのに』

森「、、、」

と何も言わずにこちらをじっと見ている森さんを横目に柏木の方へ1歩ずつ進んでいく。その瞬間後ろにいた小林や扉の奥で警備していたであろう構成員が騒ぎを感じ中へ入り私に銃を向けている

そしてもう一歩進んだ瞬間彼らは私に銃を構わず発砲する
しかし私は先程と同じように影を物理化させ私を守るように包む。銃弾の雨が止むとその影を解き銃を発砲させた彼らに向き

『あなた達から死にたいの？』

小「お主のようなバケモノは死んだ方がマシだ」

と彼はもう一度銃を構えたが発砲することは叶わなかった。なぜなら私は彼の下にある影を使い小林の心臓を貫いたからだ。小林だけではなく先程発砲した構成員2名の首も影で吊っている

『森さん。私ここ片付けて出るから広津さんと戻っていて』

とそう告げ広津さんに

『広津さん。貴方も私のことよく思ってないのは知ってる。だけど森さんを連れて行って』