工藤家のお隣さんはアノ横浜出身 Part2 (ページ33)

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61話ページ33

ﾋﾟﾝﾎﾟｰｰｰﾝ

？「はーい」

私は今日隣の隣の家を訪れていた。ご存知の通り私の隣の家は新一くんの家だがその隣は新一くんや蘭ちゃんの知り合いである発明家の阿笠博士の家だ。新一くんに用があり工藤家を訪れたが誰もいなかったので此方のインターホンを押した

すると中から阿笠博士の声が聞こえ

阿「おぉ！Aくんじゃったか！！新一もおるから中に入るんじゃ！」

と相変わらず元気な阿笠博士に微笑み礼を言うと

『新一くんやっぱりこちらに来てますか？』

阿「あぁ来とるよ！新一！Aさんが来とるぞー」

と1階のロビー辺りから地下に声をかけると

新「おう！今行くー！」

と声が聞こえ少しすると1階のロビーに彼がやってきた

新「Aさん！久しぶりだな！」

『久しぶりね。実はさっき作ったアップルパイが作りすぎちゃっておすそ分けに工藤家に行ったのだけど誰もいなかったからこっちに来ちゃったわ』

と笑いながら彼にアップルパイを手渡しそう言うと

新「アップルパイか！！ありがとな！俺Aさんの作るのアップルパイ好きなんだよ」

とにこやかな笑顔でそういう彼に「ありがとう」と言い阿笠博士にも渡すと喜んでくれたので何よりだ

『それより新一くんここで何してたの？』

と彼に聞くと

新「実は阿笠博士が新しく新作のミステリーゲーム作ったって言うから試しにやらせてもらってたんた！」

と阿笠博士が切ったアップルパイを口に頬張りながらそういう彼に対して

『新一くんは本当にミステリー小説とかゲーム好きだよね』

と言うと

阿「新一は根っからのホームズ好きじゃからなぁ」

と阿笠博士の苦笑いとともにそういう声が聞こえた

『私もホームズは好きよ。あの小説を読んでいると実にワクワクして読みがいがあって楽しかったわ』

と1度読んだことあるホームズ小説を思い出し彼に告げると

新「!!!!!!Aさん読んだことあんの！？」

そう言う彼の目が今までに内容なくらいキラキラして私を見つめるものだから

『え、えぇ。数冊しかないけどあるわよ』

とその気迫に押されながらも答えると新一くんが

新「俺の家にホームズの小説全巻あるし江戸川乱歩の小説もあるし今度来た時気になるの読んでってよ！！」

というお誘いをされたのでその彼に対して

『新一くんの家に凄い書斎あったものね。今度いく時はぜひ見させて頂戴ね』

と言うと彼は嬉しそうに頷いて返事をしてくれた