番外編8 ページ29
『いいえ、待ってるわ』
と彼にそう告げ廊下の端に寄りかかっているとしばらくして
男「おネーサン今1人?」
とありがちな台詞を吐きながら私に声をかけた主を見上げるとそこには私より10センチ程度背丈が上である男がいた
『、、、いえ?連れを待ってるの』
男「、、、美人だねおネーサン。俺おねーさんの顔好み♡一緒に酒飲もーよ」
と肩を組んでくる男に対してだるさを感じ
『私お酒弱いのよね。しかも今から飲むとついでにもうひとつプレゼントが来るわよ?貴方に』
そう言って彼の腕を肩から下ろすように払うと
男「は?それって何のこ」
中「悪ィ。遅くなったな。ところでこいつ知り合いか?」
と中也が男に向かって弱くだが睨みそう聞く
『いえ?さっきあったばかりよ』
と言って中也が来たので部屋に再び戻ろうと足を進めると後ろから
男「、、お、おい待てよ!!」
という男の声と中也の
中「やめとけ。手前には手に余る女だ」
と男のあとのそう告げ私の隣を再び歩く彼の声が聞こえた
中「大丈夫だったか?」
『ええもちろん。怖くも恐ろしくも何も無いわ。けどやはり面倒なものね』
と眉を寄せながらそういう
中「手前は傍から見ればスゲェ美人だしな。当たり前だ」
となれないようなことを言う彼の言葉に足を止め先程よりもっと眉を寄せ
『中也貴方、、、変なものでも食べたの???』
と有り得ないような顔をしながら彼に問うと
中「巫山戯んな。正常だわ」
という彼に正常じゃないだろと思いながら顔を見るとうっすらと赤く見てるので先程酒を飲んだことを思い出し酔癖か。と思い考えるのをやめることにした
スッ
部屋につき先程携帯を確認したら樋口ちゃんは芥川くんや梶井くん達と先に部屋にいると来ていたのでそのまま中也について行き部屋の襖を開けると
樋「あっ!中原幹部と井伏参謀がいらっしゃいましたよ!」
と先程来たのだろうまだ湯気立っている料理を前に樋口ちゃんが芥川くんや梶井くんたちにそう告げる
立「どこいってたんすか姐さんたち」
とお腹が減って待ちきれないような立原くんの問に
『上の階にある外で飲めるBARで少し嗜む程度飲んできただけよ』
と言いながら中也と私は自身の席であろう空いている空間に腰を下ろし皆で料理を食べ始めた
樋「!!井伏さん!この料理美味しいですよ!!」
と隣で目を輝かせながら私にそう告げる樋口ちゃんを見て笑いながら
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ふずき - 急にごめんなさい🙏アリスちゃんではなくエリスちゃんです!不快に思われたらすみません💦 (1月4日 9時) (レス) @page22 id: 550fd98a77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ごりら | 作成日時:2023年12月19日 23時