工藤家のお隣さんはアノ横浜出身 Part2 (ページ27)

今日:31 hit、昨日:21 hit、合計:9,383 hit

番外編6 ページ27

『太宰の指導方法があまりにも酷かったから貴方が樋口ちゃんにどんな指導するかヒヤヒヤしてたのよ？』

と告げると

芥｢.....｣

と静かになった彼を見て本当は正しい指導方法とかすごく迷ったんだろうなって言うことが手に取るようにわかる

そんな彼を横目に目の前で繰り広げられている試合を見ているとちょうど梶井が先に一点先制したようだった

梶｢この梶井!!やりましたぞ〜!!｣

広｢この調子で行くぞ｣

樋｢すみません！中原幹部！！｣

中｢謝んな!!まだまだこれからだぞ！！｣

と熱い戦いが始まっている

そして最後の一点を取り勝利したのは途中から逆転し勝利した
中也＆樋口ペアだ

樋｢中原幹部！！やりましたね！！｣

そう言い嬉しそうにガッポーズをする樋口ちゃんに対し

中｢本当だな!!この調子で彼奴らもやるぞ!!｣

と私たちの方を見て意気揚々としていたその姿に

『あら。私たちが勝つわよ。ねぇ？芥川くん』

芥｢然り。相手が中原幹部と樋口だとしても僕等が勝ちます｣

そう言い項垂れてる梶井と疲れが見えている広津さんと場所を交代しお風呂上がりに着た浴衣の腕をまくり目の前にいる中也と樋口ちゃんとの試合が始まる

立｢それじゃあ始めるぜ。もちろんどちらも異能は無し!!買った方が最後に俺と勝負！いざ勝負！！｣

そう言い中也の手元にある白いピンポン玉が中に舞い上がりこちらに向かってくる

芥｢僕が!」

ﾊﾟｼﾝｯ

芥川くんが打ったボールは中也の方に向かっていきその彼が打ち返したボールがこちらに向かってきた

そのボールがちょうど良い高さで回って来たので樋口ちゃんの左横にスペースが空いていたかそこに向かい素早い玉を送った

ｶｺﾝｯ

樋｢!!｣

『樋口ちゃん隙があるわよ？』

そう言い一点先制したのを喜んでいると

中｢浮かれてると足元すくわれるぜ｣

そんな会話をしまたまたラリーや点の取り取られをしているとついに私たちがマッチポイントとなった

サーブは樋口ちゃんからで勢いよく打ったボールが私の元へ来てそのまま中也と樋口の間を狙いボールを打ち返すと

中｢俺が取る!!｣

そう言い中也がボールを取り芥川くんの方へ飛んだ

そんな感じでラリーを続けているとボールが私と芥川くん間に来たので私がそのまま中也たち側の卓球台の隅を狙い点を入れた

そうして卓球の勝負は私たちの勝ちとなり立原くんと勝負を始める