工藤家のお隣さんはアノ横浜出身 Part2 (ページ26)

今日:17 hit、昨日:32 hit、合計:9,401 hit

番外編5 ページ26

中也とそう談笑していると

梶「おぉ？参謀殿!!ここに卓球がありますぞ！！」

という梶井くんを見ると卓球に行く後ろ姿を立原くんがついて行っている

『卓球？中也、卓球ですってやりましょ』

そう言って立ち話をしていた彼の手首をつかみ背丈の割にしっかりとした筋肉に感心しながらも彼と芥川くんと話している広津さんや樋口ちゃんを連れそっちに向かうともうとっくに立原くんと梶井くんが卓球を始めていた

ちょうど私たちが着いた頃切りよく

立「オ゛ラッ!!!!」

と力いっぱい彼が売ったスマッシュで梶井くんとの勝負が着いた

梶「やはり卓球は面白いですなー！！！うはははー！！！」

とテンション上げ上げの彼を見ながら苦笑いして立原くんに

『卓球上手なのね』

という話をしていたら後ろから中也が

中「奇数だがトーナメント制でやってみねェ？」

と提案をしてきた。その話にそれも楽しそうだと思いその話を進めた

その結果一人の子って勝ち上がりと戦えるのは立原で他のペアは

中「よろしくな。樋口」

樋「こ、こちらこそです！！」

中也＆樋口

広「よろしく。梶井くん」

梶「広津殿とペアとは珍しいですな〜！！」

広津＆梶井

芥「よろしく頼みます。井伏さん」

『こちらこそよろしく』

芥川＆私

となった。なかなかいい割り振りだとあみだくじの運に内心驚いているとじゃんけんで勝った私たちは
中也＆樋口 VS 広津＆梶井

の対決で勝った方と勝負することとなり卓球台の横へと芥川くんと移動した

『芥川くんはどちらが勝つと思う？私は広津さんたちに賭たいいけど』

と同じく卓球台の方を向き見ている彼を横目にそう聞くと

芥「、、、樋口もいますが中原幹部がお強そうに思えるのでそちらではないかと」

『あら？樋口ちゃんだって反射神経はいいのよ？？』

と横を向き少し微笑みながら彼に告げると視線に気づいたのかこちらを向いた

芥「、、、存じております」

『意外にも貴方。あの子事しっかり求めてあげてるようで良かったわ』

芥川くんの指導者は太宰であったし彼の指導方法はとても凄かった。芥川くんに部下ができるという報告を聞いた時は太宰みたいな指導するのではないかと心配していた

芥「太宰さんは僕を認めてはいませんが少しの合間でしたが指導してくれた井伏さんは認めてくれた。それだけでも当時の僕の救いでした。故に僕は僕の方法で指導する」

と台を見ながら私にそう告げた