工藤家のお隣さんはアノ横浜出身 Part2 (ページ24)

今日:11 hit、昨日:21 hit、合計:9,363 hit

番外編3 ページ24

『、、、そんなに夢中になるものでもあるかしら？』

と先程から胸あたりに視線を感じる樋口ちゃんの方へ向きわざとらしく体を隠すように腕を回し彼女に言うと

樋「！？！そ、そんなことは、！！」

と慌てる彼女みて笑いながらバスタオルを体に巻き

『先に行ってるわよ』

とお風呂の方へ足を進ませながら後ろで服を脱衣している彼女に伝え扉を開け掛け湯を済まし体を洗う

外の温泉に来るのはなんだか久しぶりな気がして新鮮に感じた。普段私たちは日頃から特訓や任務等で着いた傷跡などがあり見せれるようなものでは無いが森さんが本日は貸切にしてくれたので気にせず悠々と入ることが出来る

頭や体を洗い流していると樋口ちゃんが隣に座り体を洗うのに気づき

『私が背中洗ってあげるわ』

と洗い流し終わった髪を手で絞り彼女の手に持っている体洗う布に手を伸ばすと

樋「え！？！そんな恐れ多いですぅ！、！！」

と本当に勢いよく顔と腕を振るがそんな彼女を押し切って洗うものを受け取り彼女の背中に回って洗い始めると傷跡はあるものの程よく筋肉が着いており尚且つ華奢で無駄な肉がない彼女の体を見て

『あなたの身体は女が羨むからだね』

と後ろから彼女に告げると

樋「私からしたら井伏さんの方が羨むからだです、、」

とジト目をしながら私を鏡越しに見る彼女に再び笑っていると洗い終わったので彼女に布を返し洗い流すのを待っていると

『外に露天風呂があるみたいだから行ってみない？』

と彼女に告げると子供のように目を輝かせながら

樋「露天風呂ですか！？ぜひ行きましょう！」

そういう彼女を横目に露天風呂への扉を開き外に出るとひんやりとした外気が肌につたわり寒さを感じて湯に浸かると程よい温かさで抜け出すのが困難になるような感じがした

『この露天風呂の湯ってとても肌にいいらしいわ。そこの看板に書いてある』

と看板に指を指し温かさ顔を綻ばせている彼女に言うと

樋「肌触りもいいのに足して肌にいいとは、、、とてもいいですね」

と白い色をした湯を肩にかけながらそう言う。そんな会話を交わしていると隣の男湯から

立「やっぱり久々の休暇はいいな！なぁジーサン！」

広「同じ日に中原幹部や井伏参謀が抜けてしまうのは痛手だがこうした休暇もたまには良いか」

梶「いやはや久しぶりの休暇はとても善いものですな!!」

と恐らく広津さんはお酒でも飲んでいるのだろうか酒をお猪口に移す音がかすかに聞こえていると