工藤家のお隣さんはアノ横浜出身 Part2 (ページ23)

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番外編2 ページ23

『道はあってるはずだからそのまま行けばあと5分で着くわ』

そう言って携帯の地図を見ながら彼や後ろにいる皆に言うと

立「さっきも姐さん5分って言ってたじゃないっすか、」

と多少疲れが顔に出ている立原くんが私に言う。その言葉にそうだったか？と思い地図を見直すと

『あ。』

中「あ゛？」

私のもれた声に中也がすかさず声をかぶせてきたが聞こえないふりをして携帯の地図の新しいルートを探すと

中「、、、、おいテメェ!!道違ェじゃねぇか!!」

と後ろから覗き込んだ中也が道の違いに気づき私の携帯を奪い新たにルートを表示させていると私たちの後ろから広津さんが

広「、、、案外間違ってはいませんよ」

と広津さんが道の近くにある看板に指を指し温泉がここから近くにあることを教えてくれる。その案内通りに道を進んでいくと年数がたっているいい雰囲気の宿屋につき扉を開け皆で入ると

店「いらっしゃいませ。貸切ご予約の神田様でございますか？」

ときっと森さんが私の偽名の苗字で貸切予約をしてくれたのだろう。その店員さんの案内で私と樋口ちゃん。そして男で部屋を分け案内してもらう

私と樋口ちゃんは荷物を部屋に置きお風呂への用具だけ外に出し彼らの元に行き

『早速温泉行きましょ』

と告げると皆口々に賛成の声を上げ支度をするが1人だけ

芥「僕はここにいる」

といい部屋から動かなさそうな本日のメインである彼の療養が出来なくなってしまうため立原くんや樋口ちゃんが行こうと誘うが全く聞く気がない。その彼を私と中也が

『ほら行くわよ。そんなんじゃいつまで経っても治らないわ』

中「無花果ばっか食ってても治らねェんだから行くぞ!!」

と参謀と幹部が言う言葉には断るものも断れないようで渋々温泉の入口に向かう私たちの後を着いてくるが入口につき男女で別れる時

芥「、、僕入浴の用具を忘れたたため遠慮しておきます」

とここまで来ても進む気配がない彼に余程お風呂が嫌いなのだなと思っていると隣の樋口ちゃんが彼に

樋「ないのであれば私のをお貸しします！芥川先輩！！」

芥「いらぬ！！」

中「なら俺の貸してやるよ。俺のだとご不満かァ？」

芥「いえ、、」

とまたもや渋々中也に連れていかれる芥川くんを広津さんと見ながら顔を合わせため息を着く。そうしてその後樋口ちゃんと私。そして男で各々支度をしお風呂に入る

女湯の扉を開け脱衣所に入りバスタオルや用具の支度をし服を脱いでいると