工藤家のお隣さんはアノ横浜出身 Part2 (ページ17)

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56話ページ17

ピ「ご名答。そのまさかだ」

というピンガの返答に頭を抱えたくなった。そして同時にどうしてこのメンツなのかも理解してしまった。女装が得意なピンガ。童顔なバーボン。中性顔なブランデー出ある私

『、、、、で、誰がやる』

とバーボンとピンガを交互に見ながら彼らに聞くと

ピ「俺は女装もできるが身長がごついから中性的には当てはまらねェ。同時にバーボンもな」

私はその言葉に目を瞑り天井を向いた。まさかとは思うがこの流れは私に来るのやつだろうとどれだけ鈍かろうが察せざるをえない状況にため息が出そうだ

『もしかしてだけどそれは俺にやれって言ってんのか？』

バ「申し訳ないですがこの中であったらブランデーが1番適役なんです」

と眉を困ったように寄せ私に言葉を投げかけるが2人の中で決まってしまった以上どうしようも無いためピンガとバーボンに任務の作戦を聞くと私がパーティへはいり2人は別室や外で待機

その間に私はターゲットへと近づき彼と話をし2人きりへとなる。そこで組織特注の睡眠薬が入っている香水を振りまき撤収するという算段らしい

『本当に俺が？』

とダメ押しで聞いてみるがやはり

バ「あなたで無ければダメなんです」

とバーボンのその言葉を背に受けパーティへ入っていく。耳には髪に隠れるくらいの大きさのイヤホンをつけ何時でもピンガとバーボンの2人に会話が行くようになっている

ピ「《ターゲットは初めステージに上がったらもうそこから上がることはないから降りてきたら早めに接近して話しかけろ》」

とピンガがターゲットのことについて話してくれる。それに返事はしないもののその言葉を頭にターゲットの行動を注意深く見ていた

しばらくするとターゲットがステージへとあがり一言挨拶をし紹介が終わるとステージから降りてくる。それを狙い私はターゲットの方へ近づく

ﾄﾝｯ

タ「うぉっ、と、、すまないね。怪我はないかい？」

とターゲットが酒を飲んでいる背中に少しよろけた振りをしぶつかると予想通りにこちらを向き支えてくれる

『すみません、、少しお酒が強く酔ってしまって、ここの近くに、御手洗とかありますか？』

と酔っているように顔を赤らめ呼吸が激しいままターゲットに聞くと1度目を大きくし私に

タ「確かに君が持っているお酒だと度数が高いね、御手洗だったよね。僕が案内するから行こうか。歩ける？」

とターゲットが私の肩に手を回し支えるように歩き出す。そして今に至る