工藤家のお隣さんはアノ横浜出身 Part2 (ページ14)

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53話ページ14

『、、、、、相変わらず食べ終わるのが早いのね』

と辛さを誤魔化すようにそう告げると

八「まぁ俺もお腹すいてましたし。それよりそのカレーどうですか？｣

『美味しいわよ。他のとことはまた違ってこの味が好きだわ』

と食べ始めの時思った感想を伝える。そうして激辛チキンカレーの残りが1/3くらいになった時もうとても辛さで手が進まずそれを八雲が見て

八「、、食べきれます？」

と声をかけられ辛さで涙か出そうなところを彼に視線を向けると水を飲みながら私を見る八雲に

『、、、、食べる？』

そう聞くと察したようで彼が

八「えぇ貰いますね笑」

と小馬鹿にしたような笑いをしたあと私の目の前にあった激辛チキンカレーを自身の前に置きものの少しで食べ終わってしまった。私はその後水で口を冷やしその光景を見ていると

八「Aさんが宜しければ行きますか？」

『えぇ。私は大丈夫よ』

と荷物を持ち会計をしようとポケットから財布を出すと

『お会計を』

店「？えっと、お連れ様からお支払いはもう済ませてありますが、、」

と店員が私と八雲の顔を交互にみながら私も八雲を見ると

八「貴方が食べている時支払い終わりました。ですから行きましょう」

という彼に

『私が払ったのに。ごめんなさいね、ありがとう』

と言うと「いいですよ。でもまたこちらに来た時は一緒に食事しましょうね」に『そうね』と告げた

その後行きと同じように彼のバイクへ乗りポートマフィアに帰りのんびりと過ごしていると

ﾋﾟﾘﾘﾋﾟﾘﾘﾋﾟﾘﾘ

『(着信、、誰からだ)』

と思い携帯を手に取り知らない番号を見て恐る恐る電話に出ると

？？「よォ」

『誰？』

その声は聞き覚えあるようで良く思い出せないがとりあえず誰なのか問うと

？？「、、、、あぁ？アイツの女か？」

"アイツの女"？誰の事を言っているのだろうか。そう思い私が握っている携帯を見ると私が潜入のために新しく購入した組織用の携帯であったことに気づき背筋が凍る

『アイツの女？誰の事を言っているの？』

どうにか失態を取り繕うと女の声で出てしまったのでそのままの声で会話を続けると

？？「、、、もう一度かけ直す。この携帯の持ち主に伝えとけ」

ｶﾞﾁｬ

手のひらに汗が滲むような緊張をし電話が切れたことに安堵していたが誰の声だったかを思い出すと1年半ほど前にベルモットから紹介されたことのあるピンガでは？という結論になった