工藤家のお隣さんはアノ横浜出身 Part2 (ページ13)

今日:24 hit、昨日:32 hit、合計:9,408 hit

53話ページ13

そんな話をしながら八雲のバイクへと着き私は自信のフルフェイスがあるためそれをかぶっていると

ﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾝ

とあのバイクの特徴のエンジンが聞こえた。フルフェイスを被り終わると彼の方にむく

八「後ろどうぞ」

と彼が跨りながらこちらを向いたので

『乗るわよ』

と後ろのタンデムステップを踏んで後ろにまたがる

八「行きます。安全運転で行きますがしっかり掴まっていてくださいね」

その言葉を聞き彼の腰に片手と後ろのタンデムバーに捕まった
何気に私は人の後ろに乗るのは初めてであったためなれない感じに緊張したがあっという間に目的地のところに来た

2人でバイクを降り店に入るとどうやら八雲は顔見知りのようで少し話を交わしたあと私たちは席に着いた。私は特におすすめが分からないので八雲におすすめを聞くと

八「オススメですか？ここの店のおすすめは激辛チキンカレーですが多分Aさんは辛いの苦手だから無理ですよね」

と何故かその言い草にカチンときて

『、、、いいえ？じゃあこのおすすめの激辛チキンカレーを頼むわ』

と言うと目の前に座っている彼は驚いたように見たあと笑いながら「分かりました笑」というもんであの頃に比べて生意気だなと思いながらテーブルの上にある自分の水を飲んだ

八雲は私より3つほど上であり現在19の私からすると22歳だ。法的に一般人が経営する居酒屋でも飲めるし羨ましい限りだ

そう思ってるうちに私が頼んだ激辛チキンカレーと八雲が頼んだハヤシチキンライスが来た。彼は細身であるが意外によく食べ食べ物を頼む時は毎回大盛りか特大盛りであるためハヤシチキンライスが大盛りなのは見慣れた光景である

『(八雲の言葉から勢い余って激辛チキンカレーを頼んでしまったが見るからに真っ赤だ)』

少し食べるのに戸惑いながら1口目を食べ始めると色に似合わずとても美味しく普通の店で食べるカレーとは別格に美味しかった

しかし激辛チキンカレーが半分を切った頃私の口の中が唐辛子や七味などの香辛料で辛さを増していた。私はその辛さを紛らわすため水に何度も口を運びながら食べていたがふと八雲の方を見ると後二、三口で食べ終わってしまうでは無いか

私はそれを見ると私の方が遅いと彼は必ず「もしかして辛いからスプーンが止まっているんですか？」なんて聞いてきたら溜まったものでは無い。そう思いながら食べていると案の定彼が早く食べ終わり私の方を見ていて