工藤家のお隣さんはアノ横浜出身 Part2 (ページ11)

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51話ページ11

私が彼女に話す気がないことを彼が察したのか

風「、、、はぁ。俺は異能のため参謀に触れられたあと地面の影に吸収され参謀が意識を失ったと同時に影から放り出されたのさ。たがら1種のポケットだろう」

そう。あの時私は彼を殺さず私の影に入れていたのだ。きっと私が意識を失った時出されてポートマフィアの構成員に見つかり地下へ拷問を受けていた。そうして私が目を覚ましたあと彼を見に行き部下にすることを同意を取り決めたのだ。そして今に至る

風「しかしなぜこんな昔話を？」

と持ってきた資料を私に手渡しながらそういう風神、本来の名前は小泉八雲。異能力は "守られた約束" もちろん風を操る異能だ

『彼女が黒蜥蜴になかなか好かれないと嘆いたからね。少し昔話をしたのよ』

とようやっと笑いが納まった私は彼の問いにそう答えた

風「黒蜥蜴、、なるほど。彼らには力が1番ですよ」

と簡潔にいう彼に樋口ちゃんは

樋「やはりそうですよね、、、私も頑張って力をつけます！」

と意気込んでいたので

『じゃあそんな長話を聞いてくれたあなたにこのお守りあげるわね。きっとあなたの役に立つと思うわ』

そう彼女に私が作ったお守りを渡す。もちろんただのお守りではないがそれはまた後日

樋「お守りですか？ありがとうございます！！」

と元気に返事をした彼女の携帯に着信がかかり相手は芥川くんらしいので出ていいよと言えば彼が呼んでいるからお暇するとの事だった

樋「お話とお守りまでありがとうございました！」

『いいわよ。私こそありがとう。頑張ってね』

と綺麗にお辞儀をして部屋を立ち去った。その出ていった後ろ姿を眺め八雲が持ってきた資料を目に通すと

『へぇ、、、、やはりそうなのね』

八「Aさんが仰っていたよう調べたらこのような結果が出ました。事実で間違えないでしょう」

私が彼に調べて欲しいことの結果を見ているがなかなか面白い

『ありがとう。助かったわ』

そう言って彼に礼を言うといつもなら部屋を出て行くはずなのだが一向に動く気配がなく？と思っていると

八「あの。首領に聞いてきたのですが本日Aさんはお休みだと伺いました」

と何か言いたげにそういったのを私が

『？えぇ。休みだからこちらに顔を出したのだけれどどうかしたの？』

と彼に伺うと

八「、、、良ければ昼食でも外でご一緒しませんか？」

と聞いて私は少し笑い

『えぇいいわよ笑あなたがそういうだなんて珍しいわね』