ヘタリア　短編＆小ネタ集

星野ハルｓリクエスト。恋がはじまるきっかけ　　２ ページ26

あるとき、なぜか俺は学校にいた

しかも今は１時だぞ？いったいどうしたんだ。俺
ここまでの記憶がねぇってことは、なにか薬でも嗅がされたか？

薬・・・・くすり・・・・っあ！！

怪しいものっつったら昨日の！なんかギルベルトから「差し入れだぜ！！感謝しろよ！！褒めろ！たたえろ！！俺にひざまずけ〜！！！」
なんてことを言いながらなにかおおよそ食べ物の色をしていない(お前が言うな)ものを差し入れされた覚えが・・・

ちなみにギルベルトはこのあとエリザベータにフライパン攻撃をされていたが、それは別の話である

「おーい。アーサーぁ！」


廊下の向こうから走ってきたのはA。
なんだアイツ。いつにもまして気持ち悪い(行動が)違和感がある

「なんだよお前！！？なんか気持ち悪いな！！」

「え・・・・」


そこで立ち止まるA
おーい。表情が固まってるぞ？どうした。なにがおこってるんだ


「・・・・・っ」


泣いちゃったよおおおおおおおぉ！！！！？
何でだ！！？こんなの、いつものことだろうが！！

「お、おい。泣くなって・・・・どうしたんだよ？風邪でも引いたのか？」

「アーサーこそおかしいじゃん！！どうしたのさ！！そんなに酷いこと言わなくても・・・っ」

「あ・・・・あぁ？・・・・・ごめん。ごめんってば」

どうなってんだ。今日はエイプリルフールか？

っ・・・・・もしかして


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


状況を整理してみよう

・俺の途中までの記憶がない

・Aがなんか俺に対しての態度が変わっている

・俺が悪態をつくのはAにとっておかしいこと

　

と、いうことは。俺もアイツも何かの薬をつかわれてこうなったわけか
ギルベルト・・・・・あいつかっ！！

「あー。すまなかった。とりあえずあとでアイスおごってやるから。な？」

「・・・・・ん」


そういってから俺の手を自然に握る

ー・・・あーー・・・今はこれがあたりまえか

「・・・・どこ行くの？」

「ん？あぁ。ちょっとギルベルトに用があるからいくぞ」

「うん」


顔を少し赤くしてこくりとうなずく
あ、やべ。ちょっとかわいい

って、なに考えてんだ俺！！そんなのありえねぇって！！


よーし。ギルベルト。覚悟しておけよーーー・・・？


(不憫終了のお知らせ)

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