60 隆二side ページ10
隆「結局Aちゃんってどんなのがタイプなんだろうねー」
臣「前聞いた時は酔ってたしな」
人「気になるね」
隆「気になりますね」
ふと会話が途切れ聞こえてくるお客さんの会話、キッチンで元気に話すAちゃん達の声をBGMに少し熱っぽい頭でボーッと接客する岩ちゃん達を見ていると不意に臣の声が聞こえてきた
臣「隆二？」
隆「何？」
臣「お客さん結構入ってきてるからもう戻れ」
隆「あ！！やばっ！」
あー、ついつい長居してしまった。まぁ、でも2人共元々現場で働いてたみたいだし仕事はこなせてるから任せても大丈夫だと思うんだけどね
隆「お待たせー」
「もういいんですか？」
隆「ん？」
「寝不足なんでしょ？エリー君初日ですけどある程度任せられるし、隆二さん休まれててくださいよ！」
隆「んー。大丈夫だよ！」
「あれ？隆二さん？」
隆「ん？」
「少し失礼します」
いきなりAちゃんが俺に近づいてきて手がおデコに触れる。あー冷たくて気持ちいいかも…いつもは男の子みたいに元気に仕事をこなすAちゃんだが、ふわっとする匂いは正しく女の子でなんだか安心する…
「隆二さん熱ありますよ！」
隆「え？どうりで頭がボーッとするワケだ！」
「何能天気な事言ってるんですか！とりあえず奥に行きましょ？」
隆「平気だって。それに仕事しなきゃだし。俺がいないとキッチン回らないでしょ？」
「安心してください！隆二さんの仕事は毎日目視してましたからわかります！」
隆「でも…」
「それこそ風邪が今悪化して何日もお休みされると皆さん困りますし、私も寂しいです。直人さんには私から伝えておくので…ね？」
あぁ。すごく真剣な顔で俺の事ジッと見ちゃって…嘘でも寂しいなんて言われたら何も言えなくなっちゃうじゃん…
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ポム(プロフ) - ことりさん コメントありがとうございます！頑張ります(^^) (2017年8月8日 16時) (
レス) id: 3399cdc5db (このIDを非表示/違反報告)
ことり(プロフ) - めっちゃ面白いです！更新頑張ってください！ (2017年8月8日 4時) (レス) id: 04deefb878 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ポム | 作成日時：2017年7月29日 1時
