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臣「へぇ、あんな感じで飴を変形させんのか」
「そうですよ！因みに145度以上あるんで火傷には注意です」
臣「絶対にやらねえけどな。見るのは楽しいけど」
飴細工の講義を眺めながらそんな会話をしていると、ふと気になる人物が目に入る。え？何でこんな所に……
「あ……らん？」
臣「ん？」
「あ、前働いてたホテルの知り合いがいました」
臣「え？そうなの？どいつ？」
「…………前から3列目の右端にいる男の子です」
臣「ふーん。なかなかイケメンじゃん。声かけてこいよ」
「いえ……大丈夫です。お気になさらず」
さすがに先輩のいる前で元彼に話しかけるのも駄目な気がするし、てかあんまり関わりたくないし見なかった事にしよ
講義が終わると作品を飾ってある場所にお客さんが向かっていく。もちろんその中に亜嵐もいるワケで…
「臣さん今そこ混んでるし後でにしません？見るの」
臣「わざわざ戻ってくるのもめんどくせぇじゃん。写メ撮りたいんだけど」
「ですよね……」
そう。写メだけ撮れば良いんだ。亜嵐に気づかれないよう。且つ私も亜嵐に気づかなかったという設定で…バレないように……こっそりと……
だけどやっぱり思うようにはいかないワケで……
写真を撮り終えた亜嵐が勢いよく振り返り、瞬間的に目が合ってしまった
亜「あれ？A？」
「ひっ……」
せっかくバレないように行こうと決心したところだったのに！！わざわざ話しかけてこないでよ！！暗黙の了解で行こうよそこは！！
亜「久しぶりだな！元気してたか？」
「あ、うん。亜嵐こそ…元気そうで…」
亜「あぁ…。そちらは？ってか、彼氏？じゃないよな？健二郎さんいるし……」
「え？健二郎？」
亜嵐の言葉にキョトンとしていると、慌てて自己紹介を始める
亜「申し遅れました！自分、Aと前のホテルで一緒に働いてた白濱亜嵐って言います！」
臣「ん。俺はコイツの上司の登坂……よろしく」
亜「よろしくお願いします！」
「……………」
どうしよ、何話して良いかもわからないよ……何でもいいからとにかくここから離れたい
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ポム(プロフ) - ことりさん コメントありがとうございます！頑張ります(^^) (2017年8月8日 16時) (
レス) id: 3399cdc5db (このIDを非表示/違反報告)
ことり(プロフ) - めっちゃ面白いです！更新頑張ってください！ (2017年8月8日 4時) (レス) id: 04deefb878 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ポム | 作成日時：2017年7月29日 1時
