92 臣side ページ42
人「はぁ〜〜〜〜」
臣「朝一どうしたんすか。そんなあからさまなため息ついて…」
人「ん〜〜〜〜〜〜」
臣「………」
俺の声が聞こえてないのか1人で悶々と悩む直人さん……珍しいな。カフェの人員不足は解決してるし、かと言って店も繁盛してる。と言う事は……
臣「Aと何かありました？」
人「え！？」
わっっかりやす！！！笑
ここまで素直な反応を見せられるのは面白いんだけど、そんな感じだといつか俺以外の奴にバレちゃうんじゃねーかな
人「実はさー……昨日……」
直人さんから昨晩の出来事を聞くと、俺はその『アラン』って言うのが元彼だと直感した。直人さんは直人さんで『昔飼っていた犬』なんて勝手な想像してるけど。って、考え方ピュア過ぎんだろ！！
人「犬と間違えられるなんて……」
臣「それはどうですかねー……」
人「え？」
臣「まぁ、気になるなら本人に聞けばいいですよ」
人「……なんか聞いたらダメな気がするんだよね……」
あ、気づいてる
臣「俺だったら単刀直入に聞きますけどね。気になる女の子が男の名前なんて呟いたら……」
人「そりゃ、俺だって聞きたいけど……臣みたいに自分に自信無いし、ましてや他人の俺が聞くのも変じゃない？あ！！！俺から聞いたってAに言ったらダメだからね！！」
臣「えー」
人「えー。じゃない！！」
似てない俺の真似をしながらつっこむ直人さん。別に元彼の話し聞いたって……あいつ引きずるような奴じゃないと思うんだけどな…
それに自信が無いってなんだよ。男の俺から見たって直人さんみたいに『良い男』なかなかいないと思ってんだけど
………まぁ、直人さんがそこまで嫌って言うならそっとしといてやるか
なんて言うほど俺はお人好しじゃないんだけどな。笑
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ポム(プロフ) - ことりさん コメントありがとうございます！頑張ります(^^) (2017年8月8日 16時) (
レス) id: 3399cdc5db (このIDを非表示/違反報告)
ことり(プロフ) - めっちゃ面白いです！更新頑張ってください！ (2017年8月8日 4時) (レス) id: 04deefb878 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ポム | 作成日時：2017年7月29日 1時
