91 直人side ページ41
健「そしたらな臣が言うねん。『始めない限りは何も始まらない』って……あいつキザやな〜ってwwww」
お酒も進み健ちゃんの臣あるある話で盛り上がっていると俺の横に座っているAがうとうとし始める。健ちゃんとエリーはまだ寝る気配無いし、岩ちゃんはソファー占領してるから寝室の俺のベッド貸そうかな
人「A眠いならベッド使っていいから」
「はい……」
健「そしたら隆二が……」
人「立てる？ここで寝たら体痛くなるし」
「あぃ……」
酔いと眠気で意識を手放しそうなAを抱え上げ寝室に向かう。めっちゃ軽いな！いつもあんに賄い食べてるのに！！
E「あ！直人さん手伝いますよ！」
人「軽いから1人で運べるよ。笑」
E「あ！本当だ！ヒョイっていきましたね」
健「あ、すんません直人さん」
人「うん」
そう言ってAをベッドに連れて行き静かに降ろすと「ありがとう……」と声を漏らす。いつも俺に対して敬語だからちょっと新鮮味があるな
人「ほら！暑いかもしれないけどお腹冷やさないように毛布かけるからね」
「………ん。あ……ら」
人「え？」
「亜嵐……」
人「アラン？」
「おやすみ……」
人「おやすみ……？」
「あ…らん？待って」
人「わっ！」
Aの謎の言葉と一緒に袖を引っ張られベッドに座り込む。え？え？？どういう状況？？アランって何？
「行かないで……」
人「ん？うん？」
「ふふ……」
呆気に取られ座ったままでいるとAの手が裾から腰に巻き付く。え！！？俺抱き締められてる！？
って、アランって何？Aが実家で飼ってた犬の名前とか？いや、男の子名前？
ていうかこの状況見られたらまずいんじゃ……
E「直人さん大丈夫すかー？無理に持ち上げて腰痛めたりとか………あっ///」
人「ちょ、エリー！勘違いだから！！断じて違うから！！！」
E「直人さんまで……ヤラシイ！！！」
人「違う違う違う！！！Aが寝ぼけてこうなってんの！！腕ほどくの手伝って！！」
E「なーんだ。笑
了解っす！」
意外に強く絡めたAの腕をエリーに外してもらいリビングに戻る
ねぇ
アランって何なの？
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ポム(プロフ) - ことりさん コメントありがとうございます！頑張ります(^^) (2017年8月8日 16時) (
レス) id: 3399cdc5db (このIDを非表示/違反報告)
ことり(プロフ) - めっちゃ面白いです！更新頑張ってください！ (2017年8月8日 4時) (レス) id: 04deefb878 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ポム | 作成日時：2017年7月29日 1時
