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臣「食欲はあるの？」
「…あんまり無いです」
臣「まぁ、風邪じゃないしな。無理に食う必要も無いけど軽く胃には入れとくか」
そう言って臣さんが連れてきてくれたのはサンドイッチの専門店。店内にぎっしりガラス張りのケースの中に置かれている色とりどりのサンドイッチを夢中で見渡す
「やば！何ここ！こんな所あったんですね！！」
臣「だろ？俺も初めて来た時は驚いた。サンドイッチならテイクアウトできるし軽く食えるし。まぁ、普段暴食なお前には物足りないかもしれねえけど…」
「ちょっと！誰が暴食ですって！？」
臣「あ？いつも賄いお代わりしてるだろ？」
「確かに…でも隆二さんの料理が美味しいのがいけないんです」
臣「それはわかるけどハヤシライス3杯はねえだろ」
「う……」
臣さんの言葉に言い返せない悔しい…
臣「ほら、さっさと買って帰るぞ」
「うっす」
基本的な卵サンドから普段コンビニ等では見られない変わり種まで種類が凄い…どうしよ…
臣「おい、あんま食えないんじゃなかったのか？」
「いや、でも新しいものばっかだし味見したいじゃないですか」
臣「かと言って10個も買う馬鹿がいるかよ」
「残りは明日カフェに持っていきます！」
臣「ほぅ…1個も持ってこなかったら笑ってやるからな…」
「そ、それは絶対…ないですもん……」
臣「お前最後の方声小さ過ぎ。笑
ほら、さっさと帰るぞ」
臣さんに体を押され店内を出ると、目の前にいた人にぶつかりそうになる
？？「おっと」
「わ、すみません！」
？？「大丈夫っすよ！」
うお、なんて言うかすごいファンキー。グラサンしてるからわかんないけどおそらくハーフとも言える黒ぐろとした肌、金髪を逆なでしたような髪の毛、分厚い唇…1度見ただけで覚えてしまうその容姿に魅入っていると後ろから臣さんが早く行くぞとまた背中を押してくる
「ちょ、臣さん危ないです！今ぶつかりそうになったんですからね！！」
臣「お前がボーッとしてるからだろ！ほらさっさと歩け」
「はーい」
後ろを振り返ると彼は私達がいた店に入っていて行った。インパクト凄かったな…
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ポム(プロフ) - ことりさん コメントありがとうございます！頑張ります(^^) (2017年8月8日 16時) (
レス) id: 3399cdc5db (このIDを非表示/違反報告)
ことり(プロフ) - めっちゃ面白いです！更新頑張ってください！ (2017年8月8日 4時) (レス) id: 04deefb878 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ポム | 作成日時：2017年7月29日 1時
