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その次 ページ10
丸ちゃんside
いきなりAちゃんが台所へ行って、なんて言うてたか聞こえへんくて
「あかんわ…酔いすぎやな……」
ふわふわ気持ち良く酔っていてあんま状況分からへん……でもAちゃんを困らすようなこと言ったんは覚えてる…って、なんであんなこと言ったんや….いつもの俺のわがままなんやけど、思い返したら恥ずかしくって、
「俺のキャラじゃないやん……」
廊下で足音がしてAちゃんがドアを開ける前で寝たフリをした。
キスの次なんか出来るわけないやん。こんな酔ってて次とか…女の子ってそういうの気にするやろ？
なんて色々考えすぎて顔から冷や汗が流れた。
ガチャ…
Aちゃんが近づいてくる感じがしてドキドキ息を潜めていたらいきなりムニっ！！とAちゃんにつねられて寝たフリしているのがバレたんかな……！？と恐る恐る薄眼を開いた。
チュッ…
ん？………これはぁ…えっとAちゃん！？何してんの////
びっくりしすぎて、ゆっくり開いていた目をぎゅっと閉めたらAちゃんが毛布をかけてくれて、俺はいつのまにか寝ていた。
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作者名：なな | 作成日時：2018年6月10日 22時
