はっぴーえんど ページ29
丸ちゃんside
「…………!!!」
パシャ…
俺が言った一言で会場内に震撼が走った。
「…今報告したのは今回の報道を否定するためでしょうか?」
橙「いえ!!…ずっと言おうと思っていたことです。メンバーにもさっき伝えたばかりで…いきなりでびっくりされた方、たくさん居ると思います…でもあの、結婚してもアイドルはやめる気はないので、変わらず応援していただけたら嬉しいです。」
全員「今後とも関ジャニ∞をよろしくお願いします。」
………
なんとか会見が終わった。
マネージャーさんとかその他、上の人たちに
「謝罪会見がしたいって、…婚約報告をするのが目的だったのか。」
「す、すみません!!勝手に話してしまって…でも今このタイミングで言わなあかん…って思ったので、、」
「今…言ったら尚更どうなんだ。相手は一般女性って、、週刊誌に撮られる可能性だってあるだろ。」
そうだ…
「………し、失礼しました…」
Aちゃんの気持ちを何にも聞かんで、勝手に決めてしまって…
きっと、さっきのを見て悩んでしまったかもしれないやん。
「あかん……な」
……なんでいつも突っ走ってしまうんやろ。
ドンッ
「わ!」
赤「なぁに、シラけた顔してんねん。」
黄「あーやって、突っ走るのは丸の良いところでもあるやん?」
黒「丸らしいよな(笑)」
紫「…俺、ええこと思いついたわ(笑)」
青「なになに〜〜」
ごにょごにょ…
緑「へぇ〜〜信ちゃんにしては良い案やん! 」
紫「丸、…俺らを彼女に紹介してくれへんか?何か起きたら俺らもフォローする。丸の大切な人や。俺らにとっても大切なんやで。」
橙「……信ちゃん(・ω・`)…みんな、、ありがとう。俺!彼女に会ってくるわぁ!!今1人にはさせられへんねんっ」
黒「自分が会いたいだけやん(笑)」
赤「気をつけてな。」
青「丸〜!ちゃんと渡すんやで!!!」
橙「っ…うん!!じゃ、また。」
そして僕は歩き出した。
これからどうなるかなんて誰にも分からない。
でも今は会いたい人が居る………
「Aちゃん居らなダメやもん…俺。」
この世で一番、愛おしくて大切な人…
「待っててな?今から姫のお城へ向かうから。」
俺はAちゃんの王子様やから。
姫と王子様が出逢ったら、この物語の結末はハッピーエンド、やろ?
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作者名:なな | 作成日時:2018年6月10日 22時