パンダ ページ2
丸ちゃんのドラマが始まって早3週が経った。
丸ちゃんのことを丸ちゃんだって見るのは辞めることにして、丸山隆平という1人の俳優として見るようにしたらいろいろ改善点が見つかるようになった。
「だからと言って毎週毎週感想をLINEで送るのちょっと変かな！？私、ちゃんと彼女出来てるかなぁ…はやく逢いたいよ…丸ちゃん……」
そう言うとぎゅっとウサギのぬいぐるみを抱きしめて、関ジャニ∞のLiveを見返した。
「あ〜〜丸ちゃん可愛い〜〜パンダ似合いすぎる…」
チラッ…
今度パンダのぬいぐるみあげようかな。そう思ってごろんっとベッドに横たわった。
〜♪
電話だ！誰かな…と見たらやっぱり丸ちゃん。
「もしもし！」
「もしも〜し♪Aちゃん、今なにしとった？」
「えっ…えっと…LiveのDVD見てたよ！！//」
「へ///そうなんや！！嬉しいなぁ〜…俺もAちゃん写ってるDVD欲しいわぁ〜〜寂しいもん。」
「え〜〜っ！私はいいよ〜写真とか動画とか写り悪いし…丸ちゃんはDVDでも変わらない可愛さがあるし…本当に丸ちゃんがアイドルで良かったぁ…って思ってるの……」
丸ちゃんをアイドルにしてくれてありがとう！！！！！！！！(ファンへ愛を叫ぶ)
「ほんまぁ？俺はAちゃんがアイドルでも全然違和感ないで？可愛いし料理も得意やし〜お洒落さんやし〜もちもちやし〜」
「丸ちゃん！？もちもちってなに！！！」
「女の子ってお肌がもちもちしてるやん？特にAちゃんのはずっと触っておりたい〜〜ってなっちゃう…って、なに言うてんのやろ(笑)忘れて！！！」
あれ…丸ちゃんなんで電話して来たんだっけ…？？
「ま、丸ちゃん…？なにか用があったんじゃないの？」
「あっ！！ごめん！忘れてもうてたわぁ…あのな前にも言ったんやけどモデルの子とご飯行って来るっ今度！安心してな〜！写真送るわ！！ってそれだけなんやけど……」
「けど…？」
「Aちゃんともっと話したいなぁ…って…あかんかな？」
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作者名：なな | 作成日時：2018年6月10日 22時
