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「ねえ、Aちゃん。昨日天使さまのとこ行ったの?」
次の日学校で、話したことあったかなかったか、顔もうろ覚えの子が話しかけてきた
『天使さま、?』
「海に沿って歩いて、遡ったとこにある大きな家にいるの」
多分、昨日行った家のことだと気づく
『天使さまって何?』
「えっ!」
そんなに驚くこと?
まじかよ、みたいな顔をしたその子は続ける
「天使さまはね、神様のお使いの方でね、ピアノを弾くことでこの町を守ってくれてるの。」
『ピアノ?』
昨日ユンギはピアノを弾いていた
もしかして、、?
「美しくて、真っ白で、綺麗な音色を弾くから、天使さま。
天使さまは私達みたいな一般人が近づいちゃいけない、神聖な存在なの。」
『へえ、』
からかってるのかな?そう思ったけど、こんなに真剣にそんな嘘吐くだろうか
「だから、天使さまの家の前も、通っちゃいけないの。昨日Aちゃんをその近くで見たって人がいてね。
でも知らなかったなら仕方ないから、これから気をつけてね」
天使さま?
昨日見て、話したユンギは、普通の男の子で、人間で、たしかに肌は白いけど、天使さまと呼ばれているような人だとは思わなかった。
だけど、急に話しかけてきた彼女が嘘を言っているようには思えなくて。
『意味わかんない』
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Yellow8938(プロフ) - 朝早くからすみませんいつも楽しくお話拝見させて頂いてますTwitterフォローさせて下さい宜しくお願いします (2022年1月11日 6時) (レス) @page33 id: 33b6e6a7a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:綺夢 | 作者ホームページ:https://twitter.com/ki5tm9?s=21
作成日時:2021年11月19日 1時