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おれも、すきだよって、その形のいい唇が告げた

その途端、ぎゅんって、胸が締め付けられたから、やっぱり私はユンギのことが好きなんだなぁ、って思う


「なに、照れてんの?」


目を細めて揶揄うようにわたしを見つめるその目すらも、今の私にとっては心臓に毒だ


カタン

ユンギがわたしの目の前にしゃがむ

目があって、しばらく見つめあって、なんだか泣きそうになった


ユンギの私を見る優しい視線にも、私の頬に手を添える、そんな仕草にも


その手が少しくすぐったくて、思わず首をすくめた


ふっ、とユンギが笑う


「かわいーな、おまえ」


え、と顔を上げたところで、近づいてくるユンギの顔に気がつく

どうすればいいか分からず硬直するうちに、その唇が私のと重なった


しばらくして離れたユンギが私を見つめる目は、さっきよりも熱が篭っていた



「、、泣いてる」


ユンギが私の目元に触れる

知らず内に溢れていた涙が2、3筋になった









ねえ、ユンギ


本当に好きなの


でも、なんでこんなに哀しくなるんだろう








.









.









私たち、思いが通じたってどうしようもないじゃんね

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Yellow8938(プロフ) - 朝早くからすみませんいつも楽しくお話拝見させて頂いてますTwitterフォローさせて下さい宜しくお願いします (2022年1月11日 6時) (レス) @page33 id: 33b6e6a7a5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:綺夢 | 作者ホームページ:https://twitter.com/ki5tm9?s=21  
作成日時:2021年11月19日 1時

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