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知ってる、分かってる。

ユンギは全部分かっててそう言ってる


『どうって、、天使さま?、』


「ふーん、で?」


ユンギの静かな圧が私に告げる

全部吐いちゃえよって、楽になれば?って


伝えるのを躊躇う理由ならたくさんある


伝えたところでどうなるのだろう、とか、

ユンギは天使さまじゃん、とか、


でも、私がもしユンギが言わせようとするようなことを口に出したのなら、ユンギはきっと同じ言葉を、気持ちを返してくれる、ってことも、分かってた








.









『好きだよ』





言わされたのかもしれないし、自分から言うように仕向けたのかもしれない


分からないけど、多分今日伝えることだとずっと前から決まっていたんだと思う


目に見えないカレンダーに、ぐるぐるにつけられた印みたいに

天使さまのいうとおり、ってことだろうか




目の前のユンギは、余裕そうだった

ちょっとだけ微笑んでいて、だけどその目の奥には熱が潜んでいた





ねえ、あなたはもしかして全部知っていたのだろうか

知っているのだろうか




私たちの今と、その先の運命も





信じてない、信じてる訳ないけど、聞きたくなったの





「俺も、好きだよ」






天使さま、あなたは全部を知っているの?

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Yellow8938(プロフ) - 朝早くからすみませんいつも楽しくお話拝見させて頂いてますTwitterフォローさせて下さい宜しくお願いします (2022年1月11日 6時) (レス) @page33 id: 33b6e6a7a5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:綺夢 | 作者ホームページ:https://twitter.com/ki5tm9?s=21  
作成日時:2021年11月19日 1時

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