今日:31 hit、昨日:2 hit、合計:62,912 hit
小｜中｜大
27 ページ27
それは、いつしかユンギが言った
"俺は、ここに閉じ込められてる"
それとおんなじトーン
反応する方が馬鹿げているかのような、当たり前のことを言うような感じで
でも私の心臓はその言葉にどく、と鳴った
『ご、はんは、何食べたの？』
反応したら負け、そんな気分だった
「今日は、パスタかな」
『そっか』
「なあ、」
心臓がさらに速くなる
ユンギが私の方へと近づいてくる音が聞こえる
顔は上げられなかった
何を言われるのか、分かる気がした
だって、私とあなたは"仲間"だから
"同じ"だから
だから、話を逸らしたい私のことも、私の心の内側も、全部ユンギにはお見通しで、それは逆も同様だった
.
距離は20センチ
こないだのカフェでのテヒョンよりも近い
その声よりも微妙に高くて、でも低いトーンの声が告げる
「おまえさ、俺のことどう思ってんの」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 571人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Yellow8938(プロフ) - 朝早くからすみませんいつも楽しくお話拝見させて頂いてますTwitterフォローさせて下さい宜しくお願いします (2022年1月11日 6時) (
レス) @page33 id: 33b6e6a7a5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：綺夢
| 作者ホームページ：https://twitter.com/ki5tm9?s=21
作成日時：2021年11月19日 1時
