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『あ』


思い出した、今日いつもと違ったこと


『転校生が来た』


「転校生?この時期に珍しいな」


『だよね』


「で、どんなやつだったの?」


『なんか、ざ、イケメンって感じだったよ』


「なんだよそれ」


ユンギはけらけらと笑った。






.







そのまま今日の特に面白くない1日をユンギに話しているうちに、外が暗くなってきた


「帰る?」


『うん、そろそろ』


「裏から行くのか?」


『いや、もう下校時間も過ぎてるし、普通に帰ろうかな』


日が暮れた後の森はだいぶ怖い、というのを私は身をもって学んだから


「じゃあな」


『うん』


簡単な挨拶を告げ、ユンギの家から通りに出た


春先とはいえ、夜は少し冷え込んでいて、通り抜けていった風にぶるりと身震いをする


目の前の空は少しだけ赤みが残っていた。





.






「あれ、A?」


ユンギの家からの坂を下っている途中、後ろから聞きなれない声がして、心臓がどくりと嫌な音を立てた

ユンギの家に近づいたことがこの街の人にバレたのではないかと思ったから

だけど、振り向いてみると


「やっぱりそうだ」


『あ、』


そこにいたのは、ついさっき自己紹介をしあった、


『テヒョン、』

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Yellow8938(プロフ) - 朝早くからすみませんいつも楽しくお話拝見させて頂いてますTwitterフォローさせて下さい宜しくお願いします (2022年1月11日 6時) (レス) @page33 id: 33b6e6a7a5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:綺夢 | 作者ホームページ:https://twitter.com/ki5tm9?s=21  
作成日時:2021年11月19日 1時

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