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皆さんはじめに注意事項です。やふへゐ先生とトマトくんが出てきますが、名前を「伊藤 洋平」「伊坂 知孝」にしております。ご了承ください。よ「」と、と「」で表記します。あとはいつも通りです。
あ、あと、やふへゐ先生とトマトくん同い年です!
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「伊藤 洋平」
よ「はい」
君を初めて見たのは、高校一年生の春の教室。
春だというのに、海辺のこの街には桜は咲かない。
教壇に立つ担任に名前を呼ばれ、すくっと立ち上がって、軽い自己紹介を始める隣の席の男の子。
第一印象。
あ、綺麗。
その横顔を見て、思ったのが
第二印象。
透けるような白い肌に、黒目がちな瞳。
パーマがかかったみたいな黒髪。天然?
髪の毛の先から、足の先まで
全て足しても、君は綺麗だった。
入学式、目の前に座ってたような気がする。
気づかなかったのか私は。
こんなにすぐに
こんなに一瞬で
好きになるなんて、思わなかった。
どうにか隣の先の君に話しかけたのは入学式から二日後で、
目を見られない私は、学ランの詰襟を見つめてた。
たわいのない話だったと思う。それでも嬉しくて。
話しかけた時、緊張で冷たくなった手は次第に慣れた。
よ「A、やばい、辞書忘れた笑」
『ねぇ、また??借りてきなぁ?』
よ「見せてよーー」
話しかけてみたら、見た目とのギャップがありすぎるくらい話しやすくて、仲良くなるのは時間がかからなかった。
好き。どんな瞬間も。そう思う。
サッカー部に入った君を、
バスケ部の私は体育館のドアから見る。
その無邪気な顔も、真剣な顔も、全部好きで。
美しい君を、誰にも渡したくないっていう、ドロドロの独占欲と
この異性の親友っていうあまりない絶好のポジションを崩したくない臆病が
ぐるぐる螺旋階段のように続いていた。
君は多分、こんな私を知らない。
知って欲しくない。
私に気づいた君が手を振る。
ああ、これでいいんだって。
…そう思ってた。
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なぁ(プロフ) - ノアさん» ノアさんこんな古い作品を読んでいただいてありがとうございます…自分の中でかなり挑戦した話なので、そう言って頂けて嬉しいです… (2020年3月15日 23時) (レス) id: 07945c6d2e (このIDを非表示/違反報告)
ノア - これ……………………繋がってたんですね……ウワァ………………やられました、脱帽です、ありがとうございました。あなたの言葉の選び方、比喩、情景、全て大好きです。 (2020年3月15日 20時) (レス) id: 482604c455 (このIDを非表示/違反報告)
なぁ(プロフ) - あああさん» 最後は本当に納得のいく作品を書きたくて、ゆっくり書いてしまっておりますが、どうか引退まで気長にお待ちください!本当にありがとうございます!! (2019年5月3日 16時) (レス) id: 07945c6d2e (このIDを非表示/違反報告)
なぁ(プロフ) - あああさん» 初めて書かれる感想が私の小説であることを嬉しく思います泣 しかもこんなにたくさん…!!本当に嬉しいです!私の小説は私の経験2%くらい配合されておりまして、人生で印象に残ったシーンが度々出てきたりして、私の思い入れも強い作品が多いです! (2019年5月3日 16時) (レス) id: 07945c6d2e (このIDを非表示/違反報告)
あああ(プロフ) - 本当にありがとうございました。少しでもこの感情が伝わっていれば、、幸いです。また、こちらに戻ってくる日があれば楽しみにお待ちしております。では。(長文失礼致しました) (2019年4月29日 12時) (レス) id: 1b690e4942 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なぁ | 作成日時:2018年12月22日 5時