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STORY NINETEEN ページ24
吹雪「あ、やっぱり二人は合体技持ってたんだ」
「うん。入らなかった経験のない最強の必殺技…」
吹雪「そうなの！？ならそれはそれでいいんじゃない？」
「でも、一回打ったら相手はそれを警戒して私かリュウのマークにつくから一人でも打てる強力な技を作らなきゃいけないんだ」
吹雪「そっか。何かAちゃんの考え方って凄いな。ずっと先の事まで考えてるなんて」
「そう？何かをすれば後で何かが起こるのは当たり前じゃないか」
吹雪「僕は今の事しか考えられないから、凄いと思うよ」
「別に。当然の事じゃないか」
吹雪「当然、か。Aちゃんにとっては当然の事なんだね。……あ！」
「何だ？」
吹雪「風だよ！Aちゃんのボールのコントロールに風を加えて…！」
「風か…」
吹雪「付き合うよ！練習しよう！！」
「ありがとう、吹雪。何となく頭の中でイメージが固まったよ」
吹雪「よかった〜。Aちゃんの力になれたみたいで！」
私の技は基本的にエメラルドがモットーだから、そのエメラルドに風を加えて…
「よしっ！」
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作者名：猫宇凪 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/naginagi
作成日時：2014年1月8日 21時
