おかえり、浪速アイドル ２

きょうだいけんか ページ12

大西A






不穏な空気







私と流星(弟)の間で流れている







きっかけは些細なことだった








「流星、黙ってればいいってことじゃないで」






流星「じゃあどうしたらええねん、お姉ちゃんやっていってることおかしい」







「大吾と比べられたのがいやだったん？」






流星「別に」







ただの兄弟喧嘩のハズだった








母「A、そろそろ新幹線の時間」







「うん、わかってる」






流星「、、、」






「りゅう」








流星「早く帰ってや、お姉ちゃんの家は東京やろ」









「ほんまにそんなこと思ってんの？」









母「もう、A、気にせんでええから」









「ほな、東京帰るわ、ここは私の家やないんやろ」

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