28 ページ29
隼side
Aちゃんが来てくれて
手当までしてくれるなんて思ってもみなくて
多分、今すごく顔が赤いんだろうなぁ
って思ってたら
A「隼くん、また顔が赤いよ。」
っていう痛恨の一言が来て
僕の心はもう、保てないかもしれなかったから
今はこっち見ないで。なんて言っちゃった
僕のサポーターは無事に見つかって、
足に付けたら
さっきよりは歩きやすくなった。
A「隼くんって、なにかの持病なの?
顔が赤くなるのって。」
ストレートにこんなことを聞く子は多分
生まれて初めて出会ったかもしれない
少し虐めたくなって笑
隼「実は、そうなんだ。 即席りんご病って言って
顔がちょっとした事で赤くなるんだ。」
少し深刻そうに言ってみたら
A「そうだったんだ。 ごめんね、今までずーっと
熱かな、なんて言っちゃって。」
って泣きそうになるし笑
隼「っていうのは、うそでぇぇぇぇす!笑」
A「……」
…………。
A「隼くんのいじわる。」
涼太「それは笑える笑」
咲「いやぁ、Aって本当に天然っていうか笑」
A「私は本当に心配したのに、嘘だったなんて。」
隼「ごめんってぇ。」
A「別に怒ってないし! もういいよ!笑」
帰ってきてすぐに咲と涼太がこっちに来て
Aちゃんがさっきの話をし始めた
本当に心配してたから泣きそうになったらしい笑
Aちゃんって本当に純粋というか、天然というか笑
でも、やっぱり。
可愛かった。
404人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Nanana | 作成日時:2018年2月18日 6時