検索窓
今日:3 hit、昨日:6 hit、合計:28,116 hit

推理 ページ7

「あんたが欲しがってた物はこれやろ?」

ポケットからだす白石。平次兄さんが推理したことを喋ってるのを黙って聞いてる。

「そうやろ?!西条大河さん!いや、武蔵坊弁慶と言ったほうがええかもな」

そう言うと、犯人がしていたお面を取った。その下の顔は、西条大河だった。西の高校生探偵こと、服部平次が理由を話してる最中私は

『(へー、正座をするときに右足を半歩引いて座ったこと)』

それは《半足を引く》と言い、弓をやる人が癖でたまにやってしまう座り方。

『(弓をやっている人についてのことに対しては…うっかり《やまくら》と言いかけたことか。それなら、犯人は分かるな)』

それは女将の山倉さんのことではなく、《矢の枕》。弓を引くときに矢を乗せる左手親指甲の第2関節のこと

『(勉強になるなぁ〜)』

呑気にこう考えてました←

「恐らくあんたはこう言おうとしたんやろ、「そう言えば、矢枕の怪我してはりますよ、千賀鈴さんは。」と。矢枕何て言葉、知ってんのは弓やってるやつしかねぇからな!因みに、竜円さんは弓は素人や!“つる”のことを“げん”言うてたからな!」

そう平次がいうと、西条さんはかんねんしたのか、こう話し始めた。

「俺は、竜円達と町の剣道場にかようてたんや」

話をまとめると、

・義経流という古い流派があることを京都にあるのとを知った

・西条さんは独学で義経流を勉強

・2年前に剣道場をやめて自ら義経流の後継者と、名乗った

「弁慶が義経流か…」

「俺は元々弁慶より義経が好きやった!義経になりたかったんや!そやけど『義経』は頭に取られ、盗賊団で一番に立つ俺は『弁慶』の呼び名をつけられたっちゅう訳や」

「仏像を独り占めしようとしてたのはやはり金の為か?」

「そうや、けど私欲やない!洛中に義経の道場を作るためや!この寺、頭が住職やっててな、廃寺になった後も管理は頭がしとったんや!ほんで義経流の道場として使わせてもろっとた。そやけど3か月前に頭が死んで、寺は壊されることになった。そう道場として使われへんようになるんや!」

そう言う西条に平次兄さんは竜円さんは利用しただけかと聞く。西条は前から仏像の話を竜円さんから聞いており、手紙を山能寺に届けたら相談に来たらしいと。そして毛利小五郎さんに依頼するように仕向けた。

「さぁ、もうお喋りの時間はおしまいや!その水晶玉、渡して貰おうか!」

にぃさん!→←思い出した?



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.5/10 (12 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
33人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みけにゃん | 作成日時:2017年8月14日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。