無くした物は記憶だけ? ページ23
朝になる。Aの身長は大きいままで…
「ピカチュウ(高校生位の身長だよホームズ)」
「高校生位か…」
『どうかしたの?ホームズ??』
「何でもないわ、Aこそ体調は?」
『良好だよ♪』
と話す。記憶の方は…と聞かれても「分からない。誰なの?怖い人?」と繰り返すだけ
タブンネも
「タブンネ〜(記憶だけだよ〜。バイタル全部オールグリーン)」
記憶だけ消えた。
幻のポケモンの攻撃系統もないが、工藤邸に住んでいるポケモン達は日夜警戒中。
気晴らしに散歩や買い物に行きとある店に立ち寄った時のこと
突然の頭痛がした。その店から離れ家に帰ると
頭痛は止む。
昴と薫は「何処の店で?」と聴くも、桜は
「縫いぐるみの店よ」
薫は思う。
あの少年と出会った場所であり…思い出の場所でもあるからだ。
一人、自室にこもったAはと言うと
無言で“猫さんのぬいぐるみ”を抱いていた。
記憶以外に何かを忘れてる。そんな気がする。
それが、何だったのか……
いまだに、思い出せない。
__________
“大切な何かを引き換えに、戻ってきたの”
だから。
__________
ピカチュウとホームズそして、昴、薫、桜、コナン、そして透、ポケモン達は心配する。
皆の願いは同じ、
“一刻でも早くAの記憶が戻りますように”
そう、七夕の日が近づくにつれて思いは強くなる。
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作者スペース
作者「追跡者行こうかな?七夕繋がりで!」
次回から“漆黒の追跡者”編スタートです!
お楽しみに〜
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作者名:みけにゃん | 作成日時:2017年8月14日 22時