幻の森 ページ20
『ここは』
Aが目を覚ますとそこには、森や木々海そして神殿がある。空を見上げると朝焼けと夜空のちょうど中間地点のような空だ。
幻想的でとても綺麗な空だ。
次に自分の姿を見てみると、何時もの服装出はなく…巫が着るよう服装ではなく、水色と白のカラーが特長で、裾の長い服装。それに加えて背が高く感じる。自分はどうやらペンダントをしており、それはアルセウスのペンダントだった。
『私、ここに連れ去られて……早く帰らないと』
チリン
『あれ?何処にだっけ……』
思い出すほど頭が痛くなる。
あぁ、そうだ…思い出した。
『神殿に行かないと、そろそろ帰らないと』
神殿に帰らないと行けないという使命感に捕らわれる。神殿には、沢山の“幻のポケモン”が住む。主に小さいポケモン達だ
神殿に祀られているのは“アルセウス”。私はそこの巫をしている。時空と空間そして、異次元そしてアルセウスが持つ空間を護るという。
幻のポケモン達と住みながら……
_____
一方此方はと言うと
「遅いですね」
「そうね…」
時刻は5時30分。Aがもうとっくに帰っている時間だ。
ピンポーン
「Aちゃんかしら?玄関の扉閉まってるから」
「開けてきますね」
そう言うと、昴は玄関へ行く。
「どちら様ですか?」
そう言いながら玄関の扉を開けると、そこには
「あの、Aちゃん帰ってませんか?」
安室透がいた。
「いえ、帰ってませんが」
「?コナン君達がAちゃんの巾着を拾ったので届けに来ました。それにしても帰ってないだなんて」
「それはどこで拾ったのですか?」
「コナン君達が言うには通学路らしいですよ」
両者沈黙
もしかして…
両者、結論に至る。
______
『マギアナ手伝ってくれてありがとう』
「どういたしましてA」
「オイラも手伝ったんだぞ!」
『ありがとうゾロア』
「メロエッタ、私Aと歌いたい!」
『ご飯食べた後にね歌おう!』
「うん!」
「ミュウも〜」
「ジラーチも!」
「ミーもでしゅ!」
「私も!」
『皆で踊って歌おう!』
皆が“ワーイ!”と喜ぶ。
ふと、誰かがいないことに気付く。
何かが足りない。誰かがいない。
『何だっけ・・・』
心がポッカリ空いたような感じがする。
そこに誰かがいたような感じ。
何かを忘れてる?
もういいや、楽しければ…それでいいのだから。
昴達は探すがAは出てこない。
何処に行ったのだと
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作者名:みけにゃん | 作成日時:2017年8月14日 22時