決意 ページ18
晩御飯を皆で食べている時に、
『 皆さんにお話が有ります』
「何？改まって？」
『桜姉さん、昴兄さん、薫兄さん。単刀直入に言います。この家の結界を強化しました。郵便やさん、宅配便、後、哀ちゃんやコナン君、蘭姉さんや、園子姉さん等、私が知っている人で安心が出来る人は出入りOKにしました。その他の人は出入り出来ません。私の元に報告するか、ウィンディ達にでも言っといてください』
「では、入るには許可がいるのですか？」
『そうなりますね……前の結界には、魔除け(組織除け)の結界をしていましたし』
「そういえば……小さい頃に結界を張っていたね」
『まぁ、大抵のものは魔術で隠していましたけど』
「魔力の方は大丈夫なの？Aちゃん」
『平気ですよ〜まぁ、当分……早く寝ますが』
「無理しないでくださいね」
『はーい！』
ご飯をたべて、部屋に入り
『タイムさんのカードを使ったみたいに眠い』
そう愚痴ると、部屋の明かりを消し…ベットの中に入る
『おやすみ〜』
ｽﾔｽﾔ
「ちゅー(この結界、ちょっとやそっとでは破れないようだね)」
「そうね」
「ピカッピカチュウ！(もしかしたら、あの人達避けかも？！)」
「あのひと？」
何処かの建物の上で
「ここにいることは分かっているのだが…」
「何いってるの？Aを見付けるのはこのボクだもん！」
何処かの森の中で
「やれやれ、人の世界は楽ではないな」
「同感だ」
「フーパの奴、自分は会いに行ったのに我々には内緒だと」
何処かの水の中で
「ここどーこ？」
「一緒に参ろうか？」
「お願いしまーす！」
何処かの空の上で
「会いたいなぁ〜」
さてと、あの子達は誰だろうね？
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作者名：みけにゃん | 作成日時：2017年8月14日 22時
