行方 ページ11
コナン君達は朝の便で帰るらしい。私は兄さんと一緒に東京へ帰る。その間に京都観光!を平次兄さんとしていた。そんなときに、私が
“夜桜A”だと知られて(前世なのに)今は尋問されてますよ!
「で、自分。本当に夜桜Aなのか?俺の記憶が正しければ俺の一個上だとおもうんのに」
『まぁ、一応年上かな?(この世界ってループだよね?サザエさんループ)うん、私はその転生したんだ』
「え、ちょいまて…転生って」
『前の世界では病気で死にました』
「すまん、こんな暗い話」
『いいの、私は転生者だし。前の記憶を持って生まれてきてるから』
「因みにその転生は何回したんや?」
『三回かな?全部二十まで生きられなかったし』
「寂しくないんか?」
『寂しいわよ。気が付けば違う世界…苦しいときも悲しい時もあるから…でも、平次兄さん』
「なんや?」
『その初恋は忘れた方が』
「俺は忘れへん。」
『ほぇ?』
「せっかく会えたんやからな」
『そう…ありがとう。前の私を好きになってくれて((ニコッ』
「///」
『あれ?平次兄さん顔赤いよ?』
「こ、これはやな!夕日のせい…」
二人でめちゃくちゃ話した。新幹線に乗って帰る時も、少し事件は発生したが…まぁ、何とかなりました。
「またなA!今度また大阪に遊び来い!」
『うん!また遊びに行くね!』
平次兄さんに頭を撫でてもらって。新幹線に乗り込む前、耳元で
「_________」
『!』
ダッシュで新幹線に乗り込む私。さて、東京へ帰る道中、安室兄さんが平次兄さんに何て言われたか凄く聴いてきましたが、ないしょにしておきましょう!
絶対に、
「俺は諦めないからな、覚悟せいや!」
なんて言えないものね。
出会いの春を感じたAである。
〜迷宮の十字路終〜
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作者名:みけにゃん | 作成日時:2017年8月14日 22時