目当ての物、者? ページ40
コナン君が電話をし、手当てをしている頃、私は一人スカイデッキへと行く。
『お目当ての物じゃあなかった?怪盗のお兄さん?』
「おやおや、これはこれはAお嬢様お久しぶりですね」
『そうだねぇ〜』
「お目当ての物では有りませんでしたが、者は見付かりましたよお嬢様?」
怪盗キッドは、そっとAを持ち上げ抱き寄せる。
『え?』
ピンポーン
エレベーターが到着する音が聴こえてきた。あれ?コナン君とホームズとピカチュウと、安室兄さんに、昴兄さんまで……怪盗のお兄さん逃げられるかな?
「キッド!てめぇ〜〜〜!!」
「Aから、離れなさい!」
「ピッカーー!(離れろ!)」
「Aちゃんから離れろ!」
「離れてくれませんかね?」
「おやおや、保護者と名探偵達が来たようなのでここでお暇にしましょうかね?」
怪盗のお兄さんは、私をそっと下ろしその場に
膝をつき私の左手にキスをする。
「泥棒は盗むのが商売…たとえ、それが人の心でもね」
そのままの姿で私を抱き寄せ触れるだけのキスをした…
顔が真っ赤な私。
叫ぶ、保護者s
キッドは立ち上がり
「本日の報酬に頂いて行きますよ……名探偵そして保護者の皆様。それではまた、淡い月光の下でお会いしましょう、小さな私のお姫様」
キッドは手を振ると、夜空を飛んでいってしまった。あ、レディースカイは私の指にはめてある。いつの間に?
私の顔は赤いままだろう。ピカチュウ達は何かを言ってるけど、安室さんは「消毒です!」とか言ってます。昴さんは、私から離れないし…私を抱き上げたのは昴兄さん。このままダイニングへ行くらしい。安室さんに至っては、昴兄さんを滅茶苦茶睨んでるし、ふと、空を見るとあの双子の兄妹が飛んでいる。フーパのリングが見えた。ラティ兄妹を元の場所へ返すんだなと、思う。
そして、フーパはいなくなる。また、何処かで会えるだろう。
フーパは悪戯好きなポケモン。私はもう一人…いや、一匹かな?知っている。その子達と出会うのは…また、違うお話しでお話するとしましょう。
〜天空の難破船終〜
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アテナ - ヤンデレ多!ww (2017年11月19日 15時) (レス) id: 8d07091eb5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みけにゃん | 作成日時:2017年8月3日 12時