『転生四回目!!次こそ幸せに!!』と、思ってるけど…なかなか幸せになれない私です。 (ページ28)

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【番外編：1】ページ28

ぺちぺち、

ペタペタ

ピカチュウ！ピカピカ

『…ん？ピカチュウ？』

ぴーか！

『はいはい、今起きますよ～』

起きて背伸びをする。あれ？いつもより目線が高い。回りを見渡しても木ばっかりだ。

「A！」

振り向くと、息を切らして此方に向かってくる安室と赤井。その後ろから来るのは薫だ。

「怪我はない？」

確認する安室。

「それにしてもここは何処なんだ？」

と、薫は言う。

「ピカチュウ(A！鞄の中！)」

ピカチュウに言われ鞄の中を探ると、タウンマップとモンスターボール…等々旅に必要な物は全部揃っている。でも、彼等に言わないと…

『聴いてくれますか？』

異世界のこと、ポケモンのこととかを話した。
話すのはひさしぶりだ。元々コナンの世界にも
ポケモンはあり、主人公は“ヒカリ”と言う少女。相棒はピカチュウ。アニメは今、カントー地方。そしてここは…カロス地方。

『カロス地方』

「カロス？聞いたことない地方だな」
「ん？でも、今はカントー地方ですけど？」

『あれは、古い……って、何で安室さんと赤井さん知っているのですか？！』

「Aちゃんに似ていますからね」
「Aに似ているからな」

「そう言えば…ライは毎週欠かさずみているぞ？」

『・・・マジで？』
「マジ」

『…とにかく、カロス地方を脱出してシンオウ地方へ行きましょう。カロス地方は、ゼルネアスとイベルダルが伝説ポケモンだし、シンオウ地方へ行けば、パルギアとディアルガそして、ギラティナに会えばなんとかなりますね』

「何故、シンオウ地方何だ？」

『伝説のポケモンに会うためです。パルギアは空間、ディアルガは時間、ギラティナは異世界を支配するポケモン。其々、会えるところが決まっているので』

「何処なんだいそれは」

『やりのはしら…だったかと。危険な場所です』

「危険な場所なら尚更」

『危険をおかしてまで帰らなければなりません。兎に角、ミアレシティに行きましょう。ハクダンの森を抜け、ハクダンシティを抜け、ミアレシティへ』

「何故ミアレシティ何だ？」

『空港があるからですよ。えーっと、ポケモンは…』

・ピカチュウ
・ルカリオ(メガシンカ可)
・リザードン(メガシンカ可)黒ver

『なんとかなります』

「大丈夫なのか？」

『大丈夫です。ハクダンの森を抜ければ街ですから』

A達は、ミアレシティを目指し旅をする。元にいるべき場所に帰るために・・・。