番外編記念日♪ ページ27
妖怪パロ
＿＿＿＿
『今日も暇ですね』
私はA。ここ森の中の屋敷に住む空狐の一人である。下級狐のいーくんに上級狐のかつくん、退屈はしないが…少々面倒
「俺と勝負しろや！」
「無理だよかつくん、相手は空狐だよ？！」
「けっ、一発で勝ってやるぜ！」
「かつくん？！」
『はいはい、妖怪学校行っておいで』
「なんだとごら゛？！」
『大妖の鴉天狗の
「今日も休むのAちゃん？」
『学校に行くだけでも面倒。修行なら自分で出来るから行かない』
と、さっさと行かす。
一人残った私は…
山のように積もった術書と格闘しているのだ、狐一族の何処かにある秘密の書を…
“人になれる”
そういう禁断の書物。小さい頃におばばさまに聞いた秘密の書。私は探して、今の地位を捨ててまで“人になりたい”。だって今は家族もいない一人ぼっちだから。
人を助けたい
誰かといたい
一緒に成長できる仲間がほしい
そういう思いで探していく。
何日も何日も探した。そして、とうとう見つけた！
読んでみたが、難しい字ばっかだが…読んでやると心の中で決意を新たにする。
そして、決行日・・・・
私は術を完成させた…後は、お願いするだけだったが
「A！お前何をやってる！！」
どっからか駆けつけた消先生
『どっかいってよ！消先生！！術はもう完成して』
「それは、禁術だろ？！」
『知ってる、でも私は“人になりたい”！』
〈いいだろう、叶えてやる…だが、お前の命をもらう〉
『え？きゃあ！』
陣の中に引っ張られるA、それを助ける先生。
「A！」
あまりの痛さに気絶する。
〈もうひとつの願いはなんだ男よ〉
「なんだと？！」
〈気が変わった、お前の望みも叶えてやる。ただし、助ける以外にな〉
先生は悩み…答えを出す
「くっ、なら＿＿＿＿＿＿＿＿＿だ！」
〈ほう、それは面白い〉
陣が消え、二人も消えた。それ以来二人は何処へ行ったのか知らないという。
＿＿＿＿そして、どこかの世界で＿＿＿＿
『まったく、消太さんは…私が目を話した隙にゼリーとかそんなもので済まして！栄養取れてませんよ、まったくもう』
「こっちの方が合理的だ」
『ご飯作るので待っといてください』
「分かった」
＿＿＿＿＿＿＿
〈願いは叶ったようだね。立場は逆転してるけどね…………ｸｽｸｽｸｽ〉
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 291人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ラン(プロフ) - お願いします！ (2018年4月12日 19時) (
レス) id: e6d2e2245e (このIDを非表示/違反報告)
果汁ジノ％(プロフ) - ゆ、夢主ちゃん……(/ω･＼)ﾁﾗｯか、書いても良いですか……？ (2018年4月12日 18時) (レス) id: a6a058aaa7 (このIDを非表示/違反報告)
ゴミ捨て場 - あっと、気にしなくても良いんですけど、玄武は水、白虎は金属、青龍は木、朱雀は火が属性的なあれです。実際には今言ったとおりですので、注意してください。頑張ってくださいね。 (2018年2月4日 16時) (レス) id: f023845f50 (このIDを非表示/違反報告)
天ノ弱な月猫(プロフ) - 続きの話も面白いです！行く事務所決まっていなかったらグラントリノがいいです！ (2018年1月25日 16時) (レス) id: 5bf48274f0 (このIDを非表示/違反報告)
相澤焦凍 - 面白い！もっと書いて下さい！頑張って下さい!! (2018年1月22日 18時) (レス) id: 999fb4dd0b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みけにゃん | 作成日時：2018年1月18日 10時
