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ミンギュを後ろへと引っ張ると、暗い顔をして自分の方に体を向けるミンギュは少し間を開けてから口を開いた。


MG「…じゃあヒョンから抱きしめてよ」



「えっ…え?なんで?」


MG「だってヒョンのせいだから。ヒョンが俺をここまでこうさせたんだよ。そしたらもう喧嘩辞めるから、」



下から見るミンギュの瞳は自分の目とわざと合わせないようにしてそっぽ向いて喋るミンギュ。まさか抱きしめて欲しいなんて言われると予想していなかったから驚いたけど、ミンギュの可愛い一面が見れたんだと思う。そう思うと無意識に口元が上がる。


「…なんか今日のミンギュかわいいね、そう思わない?」



WM「思わない思わない」


MG「…聞こえてるんですけどウォヌヒョン」




MG「ねぇヒョン、2人っきりになろう、俺のここじゃやだ」


「あ、ちょっと」



自分の手を引っ張り、リビングから出るとミンギュは最近使っていない2つ目の作業室に入っていった



MG「ここなら、誰もこないかな」



「そんなに俺に抱きしめてもらうの恥ずかしいの?」


MG「違うよヒョン、あそこじゃキス、できないじゃん」



「…キスもしなきゃいけないの?」


MG「しなかったら俺は満足出来ないよ」




「今日は随分わがままだね」


MG「ヒョンはいいよって言ってくれるでしょ?」


「どーだろ」



そう言うと不機嫌になるミンギュに思わず笑う。なんで笑うの、と怒りながから聞いてくるけど、それはミンギュが可愛いから。

ソファに腰かけているミンギュの前に立つ。ミンギュの黒いメガネをゆっくりと外して、太ももに手をつく。乾いたミンギュの唇を見てちょっと戸惑ったけど、チュッと小さな音を立てた。


「……、朝からキスできるラッキーなミンギュにはお金取ろうかな」


MG「…それでもいいから」



ぐいっと手を引かれた後にはいつの間にか上にはミンギュがいて下にはソファと、サンドイッチになっていた。






「…どうしたのそんな顔して、」


いつもの正反対なミンギュの顔がそこにあった。どこか、余裕のない、そんな顔をしていて。ミンギュの頬に手を伸ばすとその手に寄りかかるように顔を沈めた



MG「ミョンホにとられるって思うと、俺、」


「俺は、…誰のものにもならないよ、」


MG「それでも俺は、ヒョンのこと好きだから。」


そういったミンギュは俺の首を舐めて、唇で赤い印を付けた。



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ユキ(プロフ) - 続編待機してました!鬼ごっこのお話が読めるなんて、嬉しすぎます〜TT (2020年8月24日 7時) (レス) id: 4710ad3399 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - お話の書き方、展開、大好きです!更新楽しみにしてます。 (2020年8月6日 10時) (レス) id: b10e6bd72a (このIDを非表示/違反報告)
Yuki(プロフ) - 面白いです!更新頑張ってください!!!! (2019年8月22日 20時) (レス) id: 18146f511e (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - とっっても好きなお話です!更新頑張ってくださいね!!!良かったら、ミンギュとウジ、ホシ、ジュンとの会話を多くしてくれると嬉しいです!勿論他のメンバーでも大歓迎です! (2019年8月2日 4時) (レス) id: 2d866a7eab (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2019年7月31日 22時

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