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six_you ページ6
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『 ...ん 』
目が、覚めた。
私なんで、寝てたんだろう。
そっか、永瀬くんと話してたら急に眠くなっちゃったんだ。
永瀬くんに謝らないと。
『 今、何時... 、っっ！』
驚きのあまり、声も出ない。
永瀬くんが、隣で寝てたことも、
私と永瀬くんが、
──────服を着ていないことも。
『 うそ、だ...... 』
だって、私には、海人がいるの。
他の人と、なんてありえない。
廉「......雪野、起きたん？」
『 な、がせくん...？これ、どうゆうこと...？』
何もなかった、って言って。
お願いだから。
でも、心のどこかでは、ずっと分かってた。
私は、私は、
廉『 かわいかったで？』
『 〝A〟 』
──────海人を裏切ってしまったんだ。
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作者名：星蘭 | 作成日時：2016年12月31日 20時
