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four_R ページ4
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廉「いって......」
『わ、ご、ごめんなさい!! 』
俺の目の前で焦っている、雪野。
俺と雪野は、さっき曲がり角で偶然ぶつかって、俺が雪野をかばって足をくじいた。
......ま、足くじいとるわけないけどな。
『 足、痛い？ 』
廉「痛い。」
『 ど、どうしよう...。
とりあえず、保健室行く？』
廉「俺、今日急ぎの用事かあって、はよ家帰ら なあかんねん。
でもなあ、この足やからなあ...。」
『私、永瀬くんの家まで送るよ!! 』
廉「ほんま？ありがとうな。」
ほんまに、なーんも変わっとらん。
その、ばかなほど純粋で、人を疑うことを知らへんところ。
そこが好きなんやけどな。
全部計画通りや。
思わず上がる口角。
───────お前が俺のもんになるまで
あと少し。
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作者名：星蘭 | 作成日時：2016年12月31日 20時
