１３０％ ページ40
░▒▓█
「えっ、マジで！？めっちゃ嬉しい！！笑」
「…ありがとね。」
「いいって。…昨日の夜は、ごめん。」
「ほんとだよ。マジで許さない。」
「…そんなに処女気にしてんの？」
「はあ？」
マジでむかつく…！！
そっちじゃないし！！朝っぱらか何言ってんのマジでコイツ！
「いやッ、そんなに気にしてるとは…！マジでごめんな！！」
「違うからッ！！私は電話中に話しかけてきたことについて怒ってんの！！！」
「え、そっち！？」
「当たり前でしょ！？」
「…なんで？別に彼氏でもないんだろ？」
大口を開けて、パンケーキを頬張るサル。
何その、「別に良くね？」みたいな顔…！超腹立つ！！
けど、言い返せない…！！
「…そ、そうだけどッ！！」
「あー、好きな奴とか？」
「… そ、そんな感じ…？」
なのか？そうなのか？…そうか。ん？
「…ッごめん。」
サルは何かを言いた気な顔だったけれど、
それを堪えてこの言葉を絞り出したようだった。
「許さないし、普通にいるだけで迷惑だからさ。
… そろそろ他のところ行ってよ。」
「えっ！？まだ1日も経ってないのに！？」
「うん、迷惑なの。
優太がいるだけで、私の人生何故か調子狂うの。
…朝ごはんはありがとう、純粋に嬉しかった。
でも、これとそれは別。
1日でも早く出て行ってもらえますか？」
きっとこのまま私が甘やかせば、こいついつまでもここに居座る気がする。
私の勘でしかないけど。
「…昨日の今日でそんなことわれると、マジで結構来るわ。
結局俺、誰にも信用されねえし。愛されねえし…ッ
もう、死んだ方がいいかもしんねーや。」
１秒前まで元気に動いていた唇が、ぴたりと静止してしまう。
…ああああッ もう。私も言い方がホント下手くそ。
傷つけたいわけじゃないのに。
「ッ別に！！優太が嫌いだからじゃない！愛してないからじゃない！！
ただ、優太と私は一緒にいたらお互いダメになるの。
優太は私に甘えるだけだし、私も優太には弱い。
…これ以上ズルズル優太を引きずりたくないの。
分かってよ、お願い。」
「… 分かったよ。でも、後3日は欲しい。
頑張って家探すから。」
「…本気で言ってる？」
「うん、Aにはこれ以上迷惑かけられねえもん。」
「…ごめんね、ありがとう。」
お願いだから、これ以上。
問題は起こしたくない。
私にとっても。
…もちろん、優太にとっても。
░▒▓█
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1670人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「永瀬廉」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あかり(プロフ) - あ、フラグがたっちゃったのですかね……!いえいえ!大丈夫です!設定変えてきます!!!(^o^)/ (2019年7月12日 20時) (
レス) id: 45c1685617 (このIDを非表示/違反報告)
*咲七波*(プロフ) - あかりさん» ご連絡ありがとうございます！消した訳ではなくて規制かかってしまって18歳未満の方は閲覧できなくなってる状態なんです……！ごめんなさい……申し訳ないです。泣 (2019年7月12日 19時) (レス) id: 9064239303 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - 私、咲七波さんの作品大好きで読み返そう!と思ったらシリーズ4読めなくて、、(><) もしかして消しちゃったりしましたか、？ (2019年7月12日 16時) (レス) id: 45c1685617 (このIDを非表示/違反報告)
すーちゃん(プロフ) - わざわざありがとうございます！！フラグ取れるまで、作者様の他の作品読んで待ってます！ (2018年12月27日 7時) (レス) id: 5aca37dbd6 (このIDを非表示/違反報告)
*咲七波*(プロフ) - すーちゃんさん» コメントありがとうございます！全然大人な内容じゃないのですが何故かフラグ立てられてしまって放置したままです… フラグ取ってもらえるように運営さんに頼んでみますー！ごめんなさい！！ (2018年12月26日 22時) (レス) id: 3d58baab0f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：*咲七波*
| 作成日時：2018年9月28日 22時
