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「Aは、彼氏いんの?


 …って、いたらここに俺がいるの不味いか。」




「いない…けど、新しい恋が始まりそうな予感?」




なんて言葉を自分の口から出したのは、優太から身を守るためと優太に引っ張られないための呪文、みたいな感じ。



「そっかー…、よかった。」




優太が優しく伏し目がちに微笑むと。


なんだか、その姿に心がじんわりとしてしまった。


優太のその表情も、言葉も真実かどうかは分からないけど。






「優太、大学は?」


「普通に、中堅どころを…笑」



「…ここから通うの?っていうか、

 男友達のところに行けばいいのに。」



「うん、通学するつもり。


 …元カノだけいればいいって考えてたお陰で、

 大学の奴らとはつるんでなくてっさ。友達とか、いねえから。」




「…バカだね。ほんと。人生の主軸を恋愛にするなんて。」




「俺は、Aみたいに必死になれることなんてねえし。


 …誰かに必要とされてるから生きようってそう思ってただけだよ。」







優太がそんな風に生きていたなんて、知りもしなかったから。






「ま、好きに生きなよ。私には関係ないし。」


「…そんなこと言うなよ。」



「今までの罰を食らったんだって反省して、必死に生きてみたら?

 …そうすればきっと愛してくれる人が見つかるよ。」





誰から目線なのって思うけど。


私はこいつに最高の青春と最低な恋愛を教えてもらった立場だから。



…別にいいよね。







「きっと、俺には。正直に叱ってくれる人が必要なんだよ…

 Aみたいに、真っ直ぐ。俺の事を、見てくれる人…ッ」




また目をうるわせ始める。





「悪いけど、私に似た人を探してね。


 もう、優太には騙されない。笑」




にっこりと笑って、頭を撫でてあげた。





「やべ…ッ、めっちゃ癒される…」






それだけで涙を流す優太は、きっとそれ程にまで傷ついているのだ。









ま、しょうがないかって。




優太から一歩距離を置いて対応できるのは、ちゃんと優太から卒業しようとしている証拠のような気がした。









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あかり(プロフ) - あ、フラグがたっちゃったのですかね……!いえいえ!大丈夫です!設定変えてきます!!!(^o^)/ (2019年7月12日 20時) (レス) id: 45c1685617 (このIDを非表示/違反報告)
*咲七波*(プロフ) - あかりさん» ご連絡ありがとうございます!消した訳ではなくて規制かかってしまって18歳未満の方は閲覧できなくなってる状態なんです……!ごめんなさい……申し訳ないです。泣 (2019年7月12日 19時) (レス) id: 9064239303 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - 私、咲七波さんの作品大好きで読み返そう!と思ったらシリーズ4読めなくて、、(><) もしかして消しちゃったりしましたか、? (2019年7月12日 16時) (レス) id: 45c1685617 (このIDを非表示/違反報告)
すーちゃん(プロフ) - わざわざありがとうございます!!フラグ取れるまで、作者様の他の作品読んで待ってます! (2018年12月27日 7時) (レス) id: 5aca37dbd6 (このIDを非表示/違反報告)
*咲七波*(プロフ) - すーちゃんさん» コメントありがとうございます!全然大人な内容じゃないのですが何故かフラグ立てられてしまって放置したままです… フラグ取ってもらえるように運営さんに頼んでみますー!ごめんなさい!! (2018年12月26日 22時) (レス) id: 3d58baab0f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:*咲七波* | 作成日時:2018年9月28日 22時

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