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ドアの向こうに、紫耀が呆れた顔で立っていた。
「その写真は全部5年前に死んだ姉ちゃんの写真。
勝手に部屋に入るなって。
…まあ、キッチンに連れてかなかった俺が悪いけど。」
「ご、ごめん。勝手に… そっか。お姉さんか。
大好きなんだね…」
「忘れられずにずーっと引きずってるだけ。
別に、大好きとかそんなんやないよ。」
「…忘れる必要なんて、無いと思う。
お姉さんだって、忘れて欲しくなんかないよ。」
「…なんも知らんくせに言うな。
ほら、飯食うぞ。」
「う、うん。」
…相変わらず、余計なことを言ってしまう自分に。
嫌気が差す。
.
紫耀の大きな背中に着いていく。
ちょっとよそ見とかしたらヤバいくらい。
ホント、この家迷子になれる。
「もう終わったの？？」
「あったりまえやん。完璧やわ。ついでにお前のも目通したけど。
なんも問題なかった。やっぱ使える女やな。」
「でっしょー…って、リビング広すぎ！！！」
「そうか？」
「そうだよ…。」
いちいち、何もかも全部大きい。腹立つ。笑
「飯、昨日のスンドゥブの残りでええか？」
「え！？うん！！何でも食べます！！」
「じゃー、フカヒレコラーゲンスンドゥブにリメイクやな！！」
「フ！？」
「あははは！！顔、ブスやで。笑」
「はあ！？！ブスじゃないし！！」
「あ、美人の自覚あんだな。やっぱ。」
「話聞いてた！？
ブスじゃないって言っただけで美人だなんて言ってないから！」
「あー、うるさ。Aいるだけで家がやかましいわ。笑
じゃ、すぐ作るから待っとってな。」
「え、うん。ありがとう。」
…普通なら。うるさくて嫌だって言われるのに。
サムにしろ、紫耀にしろ。なんかやっぱり、感覚おかしいんじゃないの？
あ…、サム。
コーラの仕掛け気がついたかな。
って思った瞬間。着信音が鳴り響いた。
慌てて画面を見ると、「永瀬廉からの着信」。
もうッ！！心臓が！！！え！？何あいつ！？
やっぱどっかで私の事見張ってる！？！
「何！？」
『え！？！』
「いや、ごめん。…何？」
『あはははっ！！なんやそれ。笑』
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*咲七波*(プロフ) - ☆pepe☆さん» コメント、そして一気読みありがとうございます！続きもぜひぜひお楽しみくださいー！ (2018年10月17日 1時) (
レス) id: 3d58baab0f (このIDを非表示/違反報告)
☆pepe☆(プロフ) - この作品大好きです☆見つけてからイッキ読みしてしまってます(笑)続きもメチャ楽しみにしています☆ (2018年10月16日 12時) (レス) id: 96457000e2 (このIDを非表示/違反報告)
*咲七波*(プロフ) - 胡桃さん» コメントありがとうございます！続きを楽しみにしてくださっているみたいで嬉しいです。涙 ３もよろしくお願いします！！ (2018年9月28日 10時) (レス) id: 3d58baab0f (このIDを非表示/違反報告)
*咲七波*(プロフ) - ひかるさん» 先は長いので心臓壊さないでくださいね！笑 他メンにも命名したときに岸くんはサルにしたので、むしろ正解です。笑笑 (2018年9月28日 10時) (レス) id: 3d58baab0f (このIDを非表示/違反報告)
胡桃(プロフ) - この作品大好きです！もう続きが気になってしまって仕方がない (＞＜) 個人的にサムとの絡みがめちゃ好きですほっこりします（笑）続編も楽しみにしてます！ (2018年9月28日 2時) (レス) id: 05420b1902 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*咲七波*
| 作成日時：2018年9月13日 11時
