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「どうも、Aさん。」
「こんにちは、橋本さん。」
この仕事を依頼して下さった大手出版社の橋本さんとその隣には、初めて見る青年が1人。
「こちらは今回のコラムを連載することになってるライターの永瀬さんです。」
「初めまして、フリーでライターさせてもらっている永瀬廉です。」
爽やかな笑顔で名刺を手渡されたので、それを受け取って私も自己紹介をする。
「初めまして、イラストレーターのAAと申します。」
「お名前は良く耳にしてます。よく漫画家さんのアシスタントもされてますよね？」
「よ、よくご存じで…！」
初めて会う人にそんなことを言われると、恥ずかしいというかなんというか。
何とも不思議な気持ちになった。
「まあまあ、とりあえず。これからの話を進めようか。」
「そうっすね、すみません。笑」
永瀬さんは私よりも若くて、人生を器用に生きて良そうな感じがする。
なんだか平野くんみたい。
平野くんとは少し違う感じの主人公。
橋本さんの話を聞いている姿は、しっかりとしていて仕事をちゃんとこなしてくれそうな人。
「…というわけで今までのをまとめると、恋するアラサーを応援するプチお役立ち雑学を紹介するコラムで、主に美容とか食事とか生活に関わってくるもの全部取り上げる予定で、Aさんには毎回書きあがった原稿に合いそうなイラストと必要に応じて図形とか、もろもろ永瀬さんと話し合って作ってもらえればなと思ってますってこと！」
「はい、わかりました。」
「そんで、締め切りの2週間前に一度チェック入れさせてください。
永瀬くんもAさんが余裕持てるように原稿書き上げてね？」
「もちろんです、よろしくお願いします！」
「じゃあこれで終わりかな。また目途が立ったら連絡して！
俺次あるから、またよろしくお願いします！」
「「お疲れ様でした。」」
さすが、橋本さん。
色んな人と仕事をして、経験のためなら苦労にも屈しないあの背中。
いつ見ても逞しい。
「Aさん、」
「あ、はい？」
「LINE交換しましょう？」
「え、メールではなくて…？」
「僕、一緒に仕事するパートナーとはめっちゃ仲を深めたいタイプなんすよ。」
「は、はあ。」
「よそよそしい人達が作ったものって、作品にそのまま出ると思うんです。｣
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*咲七波*(プロフ) - Anzu1134さん» コメントありがとうございます！ゆっくりではありますが引き続き読んでくださると嬉しいです！笑 (2019年10月19日 6時) (
レス) id: 3d58baab0f (このIDを非表示/違反報告)
Anzu1134(プロフ) - 更新とても楽しみにしています！ 頑張ってください！ なるべく早めに更新してくれるとありがたいです。 (2019年9月30日 1時) (レス) id: 68bfd8b6e0 (このIDを非表示/違反報告)
*咲七波*(プロフ) - あちゅぴさん» コメントありがとうございます！これからも読んでくださると嬉しいです〜！ (2019年9月14日 11時) (レス) id: 3d58baab0f (このIDを非表示/違反報告)
あちゅぴ(プロフ) - このお話とても面白いです！！続きも楽しみにしていますね！ (2019年9月13日 18時) (レス) id: 9024cefd53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*咲七波*
| 作成日時：2019年8月23日 10時
