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「Aちゃんっ、」
「うわあっ、神くん！
図書館で驚かさないでよ！笑」
先週出された課題をしに図書室の自習スペースにいたら、突然神くんがやってきた。
「まさか来るとは思わなかったよ…！」
午前中に連絡を取ってて、お昼を食べたら自習室に籠ると伝えてあったのだ。
「あのあと何もなかったし、暇だったから。
でも…、やっぱ迷惑かな？」
眉尻を下げてそんなことを言う。
「迷惑なんかじゃないよ…！
それにもう終わったしね。笑」
じゃーんっとパソコン画面を見せる。
「ほんと？よかった。笑」
そう言って微笑むと、神くんは私の隣の席に腰を下ろした。
「っていうかもう終わっててすごいね！
まだ全然終わらないよー…」
「そうかな？笑
課題を長引かせとくの好きじゃなくて。
必要以上に急いでやってるだけだし。笑」
「いや本当そういうところ尊敬するし。
Aちゃんの姿勢ってさ、周りの人を熱くさせるよね！」
人生で顔以外あんまり褒められてこなかったから。
わりと照れる。笑
「そうかなー…笑」
「あははっ、照れてるのも可愛い！
そうだよ、スイーツひとつだって熱心にコメントするしね！」
「それは良く廉にも言われる。笑」
「そういえば…、最近廉くんと一緒に居るところ見ないけど。
何かあった？」
「えっ、ああ。
うーん、どうもバイトが忙しいらしくて。笑」
どいつもこいつも、私の周りにいる人は変に勘がいい。
って感じるのは、私が鈍感すぎるせいか？
「バイトねえ…、
俺ならAちゃんとの時間を優先しようって思うけど。」
どうしてそんなこと、さらっと言えてしまうのか。
そんな神くんに危機感を覚え始めた私は、もう遅いのか。
「べ、別に！私に時間を割いてくれないわけじゃないよ？
それに私のためにって働いてくれてるし、さ？笑」
「そっかー、まあ。
そう言っておけばAちゃんがそれ以上踏み込んでこれないしね。」
え？なんで。
どうして、そんな風に。
「どうして…、神くんがそんな風に言うの？」
「えっ、ごめん。嫌な思いした…？」
「いや、その。
…廉が私のことを宥めてるって言いたいの？」
「あー…ううん、この話はもういいよ。
そんなことよりこの前話したお店さ、明後日一緒に行けない？」
神くんは何もなかった様にコロッと笑って。
私がギュッと握り締めていた拳に手を重ねてきた。
やめてよ。
そんなことよりって何。
私の大切な人のこと、知った風に言わないでよ。
廉は、そんな人じゃない。
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*咲七波*(プロフ) - あやぴさん» コメントありがとうございます！更新待っていてくださってたんですね！？嬉しいです。涙 パート2も楽しんでください！またコメントお待ちしてます！ (2019年5月19日 0時) (
レス) id: 9064239303 (このIDを非表示/違反報告)
ひかる - これさ、とりあえずリリコちゃんと付き合いたくなるよね笑 私の気持ちわかってくれ過ぎて惚れちゃう笑 そして神くんついに本性出して来たな笑 この神くんのキャラ、昔しつこかった年下の男に似てて辛い笑 最初はいい子だったのに仲良くなったら急にＳになったとゆう苦笑 (2019年5月15日 14時) (レス) id: a5e5ff503d (このIDを非表示/違反報告)
あやぴ(プロフ) - ずっと更新待っていたので最近また更新してくださり嬉しいです♪移行後も頑張ってください♪楽しみに読ませて頂きます！ (2019年5月15日 2時) (レス) id: 159dcadd4e (このIDを非表示/違反報告)
*咲七波*(プロフ) - お久しぶりですー！コメントありがとうございます！！更新やっっっとしました！お待たせしてしまって申し訳ない！笑 あきらめの悪いサラちゃん中々にいいですよね、私も好きです。笑 これからもよろしくお願いします！ (2019年5月9日 21時) (レス) id: 9064239303 (このIDを非表示/違反報告)
*咲七波*(プロフ) - ひかるさん» そろそろ本腰入れて完結しなければならないので頑張ってます！笑 さすがに分かれる設定はないですね、ごめんなさい！笑笑 サラの直感は凄いのでね、主人公を導く大切な人物です。 神くんはとりあえず無いなあ、、もしかしたらこのあと出来るかも……？？笑 (2019年5月9日 20時) (レス) id: 9064239303 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*咲七波*
| 作成日時：2019年1月21日 18時
