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「お、なんか暗い顔してんじゃん。ケンカでもした？」
「はあ、楽しそうに聞いてこないでよね…」
紫耀が半笑いで私の隣の席に座る。
あれから友達じゃなくなっちゃうのかと思ったら。
「やっぱ俺お前のバカ見てないとつまんねえわ」とか失礼なこと抜かしてきやがったので。
今でも普通に紫耀とはマブダチです。
「ねえもう。聞いてよ、廉がね？」
「結局聞かせるんやん、笑」
「今まではね、すっごい平和で年頃の女の子もいないような穏やかーな本屋さんでバイトしてたのにね。
昨日突然ね、写真展示館のバイトするとか言ってきて。
…そんなオシャレな場所、綺麗な姉ちゃんいっぱいおるに決まっとるやん！！
廉は私に人前に出るバイト禁止したのにぃ！
きっとアイツ、私の言う事飲み込んだふりして無視してるんだよ！？」
絶対そうだ、自分がやりたいことだからって！
私が言ってる事納得したふりして、穏便にかわそうとしたもん！
「へー、楽しそうで何よりだわ。」
「ちょっと、話聞いてないでしょ！？
全然楽しい話してない！」
紫耀の肩を揺さぶっても、ずっと白けたままの顔。
何よその顔、言いたいことあるならはっきり言えっつーの！
「あのなあ。
そんな風に文句垂れ流せるなら、そのまま綺麗に本人に言えばいいだろーが。」
「ッそんなことできるわけないじゃん！
紫耀の前だから言えるの！！」
「ったく、相変わらずムカつくなあお前は。」
「は！？それはこっちの台詞ですー！
本当に紫耀って…！
紫耀って、すかしててムカつく！」
「すかしてんのはお前の方だろ！
永瀬にばっか良い顔しやがって！
そんなんじゃ別れるのも時間の問題だな！」
鼻の穴を広げて、私のおでこを人差し指で強く突いてくる。
このっ、ゴールドアッシュのサラサラヘア野郎ッ！！
「最ッ低！
紫耀に何が分かるわけ！？
勝手に別れるとか言わないでくれます！？」
負けじと私も唾を飛ばしながら言い返して、耳を引っ張る。
「勝手別れるとか俺は憶測を喋ってるわけじゃないんで。
ちゃんとした研究結果があるんだよ！文献もな！
自分を曝け出せない殻に閉じこもってばっかりの
カップルは早々に別れる統計が取れてんだよ！！」
減らず口のサラは私のほっぺを摘まんで横に伸ばしてくる。
「う、うるせー！！この、すかし文献オタク！」
私もサラの鼻を摘まみ返して。
もうカオス状態。
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*咲七波*(プロフ) - あやぴさん» コメントありがとうございます！更新待っていてくださってたんですね！？嬉しいです。涙 パート2も楽しんでください！またコメントお待ちしてます！ (2019年5月19日 0時) (
レス) id: 9064239303 (このIDを非表示/違反報告)
ひかる - これさ、とりあえずリリコちゃんと付き合いたくなるよね笑 私の気持ちわかってくれ過ぎて惚れちゃう笑 そして神くんついに本性出して来たな笑 この神くんのキャラ、昔しつこかった年下の男に似てて辛い笑 最初はいい子だったのに仲良くなったら急にＳになったとゆう苦笑 (2019年5月15日 14時) (レス) id: a5e5ff503d (このIDを非表示/違反報告)
あやぴ(プロフ) - ずっと更新待っていたので最近また更新してくださり嬉しいです♪移行後も頑張ってください♪楽しみに読ませて頂きます！ (2019年5月15日 2時) (レス) id: 159dcadd4e (このIDを非表示/違反報告)
*咲七波*(プロフ) - お久しぶりですー！コメントありがとうございます！！更新やっっっとしました！お待たせしてしまって申し訳ない！笑 あきらめの悪いサラちゃん中々にいいですよね、私も好きです。笑 これからもよろしくお願いします！ (2019年5月9日 21時) (レス) id: 9064239303 (このIDを非表示/違反報告)
*咲七波*(プロフ) - ひかるさん» そろそろ本腰入れて完結しなければならないので頑張ってます！笑 さすがに分かれる設定はないですね、ごめんなさい！笑笑 サラの直感は凄いのでね、主人公を導く大切な人物です。 神くんはとりあえず無いなあ、、もしかしたらこのあと出来るかも……？？笑 (2019年5月9日 20時) (レス) id: 9064239303 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*咲七波*
| 作成日時：2019年1月21日 18時
