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やっぱり好きだ ページ8
沈黙が続いたまま2人で並んでノートを運んだ。
『影山くんありがとう。手伝ってくれて。』
「気づいたら体が動いてた。手伝わないとって」
『…うん。ありがとね！』
突然清家さんは花が咲いたみたいな満面の笑顔で笑った。
びっくりしたけど無邪気に笑う清家さんが可愛くて可愛くて仕方がなかった。
『またなんかあったら影山くんに頼んじゃうから』
「…ああ。俺を頼って欲しい。」
清家さんが頼るのは俺だけにして欲しい。
「清家さん。」
『ん？どうしたの？』
「ううん。やっぱいい。」
『そっか……じゃあね！また明日！』
「おう。」
そのまま俺は体育館に戻った。
もうほんと俺はだめだ。
清家さんが好きで好きで仕方がない。
続く
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作者名：ななみ | 作成日時：2023年7月2日 15時
