頑張れー! ページ5
学校が終わり部活が始まった。
「あ、水筒忘れた。」
「何やってんだよ〜影山くーん!」
「うっさい日向ボケェ!」
「澤村さん。教室に水筒取りに行ってくるんでちょっと抜けます。」
「はーい。了解。」
体育館を出て教室に向かった。
教室に着くと机で突っ伏して寝ている清家さんが居た。
まだ学ランを羽織っている。そういやまだ返してもらってなかったな。
「清家さん?」
『・・・んー』
「起きろー」
『あ、え、影山くん?あ、私寝てた?』
「寝てた。」
『ごめん!』
「いやいや全然大丈夫。」
『よかったー』
『てか影山くんまだ部活中だよね?部活頑張れー!』
「おう。」
笑顔が可愛かった。
今日の部活はいつもよりも頑張れそうだ。
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「ノヤっさん。なんか今日影山異常に調子よくね?」
「龍もか!俺も思ってた!なんか知ってるか?ショーヨー!」
「知らないです!何があったんですかね?」
「あれは好きな人の力ってやつなんか?」
「え!そうなんですか?!スガさん!」
「いやわかんねーよ??」
その日の異常に影山調子いい事件の真相は誰も分からなかった。
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作者名:ななみ | 作成日時:2023年7月2日 15時