青城のマネってなんか強。【ハイキュー】 (ページ3)

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及川「Aちゃん！一緒に帰ろ！」

及川さんが話しかけてきた。
あんなに練習したのにこんな元気で居られる体力を尊敬する。

『遠慮しときます。今日国見と金田一に奢らないといけないので。』

及川「なんでよ？！」

松川「及川が肉まん奢ってやるって〜」

『国見、金田一。今日は及川さんのおごりだって。』

金田一「あざーっす！」

及川「言ってないよ？！」

『とりあえず坂ノ下商店行きますよ。』

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『わーありがとうございます。及川さん。』

及川「もっと心込めてよ！！」

及川さんは結局金田一と私に肉まんを、国見に塩キャラメルを
花巻さんと松川さんには唐揚げを奢ってくれた。

及川「俺もう持ち金三十円しかないんだけど・・・」

金田一「ありがとうございます！」

及川「金田一〜！」

松川「うるせえよ。」

国見「A先輩肉まんひと口ください。」

『ん。』

肉まんを国見の口元に持っていって食べさせてあげる。

『及川さんのお金で食う肉まんはおいしい？』

国見「おいしいです。俺も塩キャラメルあげます。」

及川「もっと感謝して？！」

国見が私の手の上に塩キャラメルを一粒のせてくれた。

『ありがと。』

花巻「俺も肉まんちょうだーい。」

『嫌です。これ以上誰かに食べられたら自分の分減っちゃうじゃないですか。』

花巻「えー」

松川「俺もAちゃんと間接キスしたーい。」

『きっ？！』

キスという単語にびっくりして変な声が出てしまった。

松川「いいなー国見。Aちゃんと間接キスできて。」

『はっ？！」

国見「俺は直接でもいいですけど。」

『・・・みんなしてからかわないでくださいよ。」

松川「ばれた☆」

及川「Aちゃんって意外とピュアだよね〜」

及川さんがすっごいにやにやしながら言ってきた。

『うるさいです。クソ川さん。』

ムカついたから口がつい滑ってしまった。

及川「いや俺せんぱいね？！！」

でも、

こんなバレー部の日常が私は嫌いではない。